インビザライン矯正中の食事・飲み物のルールを解説!NGなものはある?
「マウスピースをはめたまま食べられる?飲み物は?」
「インビザライン矯正中は食事制限があるの?」
インビザライン矯正中は何が食べられるのか、どんな飲み物がダメなのか疑問ではありませんか?もし食事制限が厳しかったらと考えると、インビザライン矯正を続けられるか心配になりますよね。
実はインビザラインはマウスピースを外して食事するのがルールなので、基本的に食事制限はありません。しかし、つけたまま食べたり飲んだりすると、マウスピースが破損したり、汚れたりする原因に。
そこで本記事では、インビザライン矯正中の食事・飲み物のルールを解説します。つけたまま食べてしまったときの対策も紹介しますので 、外食が多い方はぜひ参考にしてください。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
- インビザライン矯正中の食事・飲み物のルールは1つ
- インビザラインをつけたまま食事できない・飲めない理由
- マウスピースが汚れる・変形するから
- 虫歯になりやすいから
- インビザライン矯正中の食事でよくある質問
- インビザライン中の食事で注意することはある?
- 外食や食べ歩きはできる?
- どうしても外せないときは?
- インビザラインのマウスピースをつけたまま食べてしまったら?
- マウスピースを装着したままお酒は飲めるの?
- ストローを使えばジュースを飲んでも大丈夫?
- インビザライン中でも食事・飲み物を楽しむコツ
- 保管ケース・口腔ケアアイテムを持ち歩く
- 水・炭酸水しか飲まない
- 間食を控えて規則正しく食事する
- インビザライン中はマウスピースを外して食事を楽しもう
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インビザライン矯正中の食事・飲み物のルールは、「マウスピースを外す」こと1つだけ。
マウスピースをつけたまま食事をすると、マウスピースが汚れたり、破損したりしてしまうため、必ず外してから飲食しなければなりません。
したがって、マウスピースを外して食事をするなら、食べてはいけないもの、飲んではいけないものは基本的にありません。
そして食後は歯磨きをしてからマウスピースをつけましょう。
万が一、食べ歩きや飲み会などで歯磨きができないときは、うがいや水を飲んで、簡易的でも口腔内を清潔にしてからマウスピースをつけましょう。
なお、 「これからマウスピース矯正をはじめる」という方は、Oh my teethの無料カウンセリングをご利用ください。
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「インビザラインはマウスピースを装着していても違和感が少ないし、そのまま食事をしたり飲み物を飲んでも支障がないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、マウスピースを装着したままの飲食は原則禁止。
理由は2つあります。
マウスピースが汚れる・変形するから
虫歯になりやすいから
マウスピースが汚れる・変形するから
マウスピースを装着したまま食事をしてしまうと、マウスピースが汚れる・変形する恐れがあります。
例えばカレーやワインのような色の濃いものや、肉やアーモンドのような歯応えのあるものは、マウスピースの着色や破損の原因に。
その他、60℃以上のお茶やスープなどもマウスピースの変形につながります。
口の中を傷つけないためにも、マウスピースは外して食事をしましょう。
虫歯になりやすいから
インビザライン装着中は唾液が歯に届きにくく、自浄作用(汚れを洗い流す作用)が弱っているため虫歯になりやすい口腔環境になっています。
特に食後は食べかすや糖分が残り、虫歯菌が増殖しやすい環境になっているため、必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着するようにしてください。
インビザライン矯正中の食事でよくある質問を解説していきます。
インビザライン中の食事で注意することはある?
インビザライン矯正中は、食後に歯磨きができる状況なら基本的に食事制限はありません。
ただし、矯正中は歯が動いて不安定で、硬いものや繊維性のあるものを噛むと痛いこともあります。
無理をせず、歯の状態に合わせて食べられるものを選びましょう。
また、マウスピースを外している間は矯正力がかかっていないので歯が動きません。
食事時間や回数が多いと、矯正自体に影響が出ることを忘れないようにしましょう。
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外食や食べ歩きはできる?
インビザライン矯正中も外食や食べ歩きはできます。
マウスピースを外して楽しんでください。
ただし、マウスピースを新しく交換した直後は控えるのがおすすめ。
交換した直後が一番歯が動くタイミングだからです。
交換してから数日は1日22時間の装着時間を守り、歯とマウスピースを完全に密着させることを優先させましょう。
どうしても外せないときは?
急に誘われた食事会や会議中の飲み物など、マウスピースが外せないときもあるでしょう。
しかし、マウスピースを装着したまま食べるのはNGです。
食事会を断ることも視野に入れ、参加する場合はどこかのタイミングで必ずマウスピースを外しましょう。
飲み物は、水・炭酸水(無糖のもの)ならマウスピースをつけたまま飲んでも問題ありません。
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インビザラインのマウスピースをつけたまま食べてしまったら?
トイレなど、洗える場所があれば歯磨きとマウスピースを洗いましょう。
破損がないかも調べてみてくださいね。
洗える場所がない場合は、水を飲んでできるだけ洗い流します。
ただし、ケチャップなど粘度のあるものは、水を飲んだだけでは落ちないこともあります。
マウスピースについた汚れが気になるときは、念のため、マスクで口元を隠しておくと安心です。
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マウスピースを装着したままお酒は飲めるの?
マウスピースを装着したままお酒を飲むのはNGです。
特に熱燗のような熱いお酒やワインのような色の濃いお酒はマウスピースの変形や着色の原因に。
また、ビールやカクテルなど糖分が多いお酒も、マウスピースの隙間から入ってきて、虫歯リスクを高めてしまいます。
マウスピースを装着したまま飲めるものは水・無糖の炭酸水だけです。
お酒を飲むのが事前にわかる場合は、マウスピースを外しておきましょう。
ストローを使えばジュースを飲んでも大丈夫?
ジュースを飲むときもマウスピースを外して飲むのがルールです。
どうしても外せないときの対策として、ストローを使ってマウスピース内にジュースが入る量を軽減する方法はあります。
しかし、100%防ぐことはできず、着色や虫歯のリスクが高まります。
ジュースを飲むなら、マウスピースを外して飲んだときも、ストローを使って飲んだときも、必ず歯磨きをしましょう。
インビザライン矯正中は、やはり通常よりも歯のことやマウスピースのことを意識しなければなりません。
以下に紹介するコツを習慣化できれば、インビザライン矯正中でも自然に食事や飲み物を楽しめるでしょう。
保管ケース・口腔ケアアイテムを持ち歩く
外したマウスピースを保管するケースを持ち歩き、紛失や破損に注意しましょう。
また、外出時に歯磨きセット・マウスウォッシュなどを持ち歩くのもおすすめです。
水・炭酸水しか飲まない
甘いものや色の濃いものを飲むたびにマウスピースを外すのが面倒だなと感じる人は、「水・炭酸水しか飲まない」と決めてしまいましょう。
これらはマウスピースを装着したまま飲めますし、虫歯や着色の心配もありません。
水筒に入れて持ち歩けば、節約にもなります。