マウスピース矯正
最終更新日:2025年8月6日
インビザラインとは?ほかのマウスピース矯正との違いやおすすめの人を解説

「インビザラインとは?」「費用は高い?」「失敗しない?」。マウスピース矯正を検討し始めた方の多くが、こんな疑問や不安を感じています。
国内シェアNo.1のインビザラインは、多くの歯科医院で導入されている定番のブランドですが、自分に合っているのか、費用に見合う効果があるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、インビザラインの特徴や料金の目安、他ブランドとの違い、そして注意すべきポイントまでをわかりやすく解説します。
後悔のない矯正治療のために、ぜひ参考にしてみてください。

目次
- インビザラインとは?4つの特徴を紹介
- 特徴①世界で1,400万人以上が使用していて、実績が豊富
- 特徴②治療前に歯の動きを3Dで確認できる
- 特徴③歯と歯茎にフィットするカスタムメイド仕様
- 特徴④必要な時に取り外し可能
- インビザライン矯正で歯が動く仕組み
- 【費用・症例別】インビザラインが用意している6つのプラン
- 【重度】インビザライン コンプリヘンシブ:70~100万円
- 【中度】インビザライン モデレート:50~90万円
- 【軽度】インビザライン ライト:40~80万円
- 【ごく軽度】インビザライン エクスプレス:20~40万円
- 【別ライン】インビザライン Go・インビザライン ファースト
- インビザラインがおすすめの人
- 矯正装置が目立つのが嫌な人
- なるべく通院頻度を下げたい人
- 矯正中も矯正前のように食事を楽しみたい人
- 矯正だけでなくホワイトニングもしたい人
- 近所のクリニックに通いたい人
- インビザライン矯正のリスクや注意点
- 歯肉退縮
- ブラックトラインアングル
- 矯正開始直後やマウスピース交換時に痛みやすい
- 装着時間の管理が必要
- ワイヤー矯正より適応範囲が狭い
- 抜歯の代わりに歯を削ることがある
- アタッチメントを装着することがある
- インビザライン矯正の症例
- 症例①出っ歯
- 症例②すきっ歯
- 症例③ガタガタの歯並び
- 症例④受け口
- 【インビザライン治療を始める前に】クリニック選びのポイントを解説
- インビザライン矯正できるかどうか検査を受けてみよう
インビザラインとは?4つの特徴を紹介

インビザラインとは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供する、マウスピース型矯正治療システムです。従来のワイヤー矯正とは違い、透明なマウスピース型を歯に装着して歯を動かします。
以下では、インビザラインの代表的な4つの特徴について、詳しく解説していきます。
特徴①世界で1,400万人以上が使用していて、実績が豊富
インビザラインは、1999年にアメリカで誕生し、現在では100ヶ国以上の歯科医院で導入されています。
世界中で1,400万人以上が治療に使用している、世界トップシェアのマウスピース矯正ブランドです。
世界トップクラスの実績を誇るインビザラインは、長年にわたり蓄積された豊富な症例データを保有しています。
症例数が多いことで、AIによる歯の動きの予測精度や治療計画の質が年々向上しており、軽度から重度の症例まで幅広く対応できる柔軟性が強みです。
特徴②治療前に歯の動きを3Dで確認できる
インビザラインでは、治療を始める前に専用のソフトウェアを使って歯の動きのシミュレーションを行います。
現在の歯並びをもとに、どのように歯が動いていくのか、最終的にどのような見た目になるのかを、3D画像で事前に確認できるのが大きな特徴です。
このシミュレーションは、患者一人ひとりの歯型や咬み合わせをもとに作成されるため、治療ゴールのイメージが具体的にわかりやすくなり、納得感をもって治療を始められるというメリットがあります。
また、歯科医師とゴールを共有することで、途中経過の確認や治療方針のすり合わせもスムーズに行えます。
見た目の変化を事前に可視化できるこの機能は、インビザラインを始める上での大きな安心材料となるでしょう。
特徴③歯と歯茎にフィットするカスタムメイド仕様
インビザラインのマウスピースは、患者一人ひとりの歯型に合わせてオーダーメイドで作製されるのが特徴です。
治療開始前に歯型をスキャンし、そのデータをもとに個別に設計されたマウスピースが、段階ごとに用意されます。
このようなカスタムメイド仕様により、歯や歯茎にしっかりとフィットし、装着時の違和感が少ないのがメリットです。
しっかりフィットすることで、歯に加わる力が均等になり、計画通りに歯が動きやすくなるといった効果も期待できます。
特徴④必要な時に取り外し可能
インビザラインの大きな魅力のひとつが、自分の意思でマウスピースを取り外せることです。
固定式のワイヤー矯正とは異なり、食事や歯磨き、特別なイベントなどの際に自由に外すことができます。
これにより、普段通りの食事を楽しめるだけでなく、歯のケアもこれまでと同じように行えるため、虫歯や歯周病のリスクを抑えやすいというメリットがあります。
また、インビザライン自体の洗浄や交換も容易で、衛生面にも配慮された設計です。
ただし、装着時間は1日20〜22時間が推奨されており、外している時間が長すぎると、治療の進行に影響が出る可能性もあります。計画通りに進めるためには、自己管理が重要になる点も覚えておきましょう。
インビザライン矯正で歯が動く仕組み

インビザライン矯正では、専用のマウスピース(アライナー)を一定期間ごとに交換することで、歯を少しずつ理想的な位置へと動かしていきます。
この「歯が動く仕組み」は、実はワイヤー矯正と同じく、「歯根膜」と「歯槽骨(しそうこつ)」の働きによるものです。
歯は、「歯槽骨」という骨に「歯根膜」という薄い組織を介して支えられています。矯正装置で一定の力を加えると、歯根膜の片側が圧迫されて縮み、反対側が引っ張られて伸びる状態になります。
体はこのアンバランスを補おうとして、縮んだ側の骨を吸収し、伸びた側に新しい骨をつくるという働きをします。これを繰り返すことで、歯が少しずつ動いていくのです。
「歯が動く仕組み」についてもっと詳しく知る
インビザラインの場合は、あえて現在の歯並びとは少しだけズレた形にマウスピースを設計し、そのズレが歯に持続的な力を与えることで、移動を促します。
1枚のマウスピースで動かせる距離はわずか0.25〜0.35mm程度ですが、約1〜2週間ごとに次のステップのマウスピースへ交換することで、歯を段階的に理想の位置へ近づけていきます。
このように、体の自然な組織反応を利用しながら、少しずつ歯並びを整えていくのが、インビザライン矯正の基本的なメカニズムです。
【費用・症例別】インビザラインが用意している6つのプラン

インビザラインは、歯並びの状態や治療範囲に応じて6種類のプランを用意しています。軽度な部分矯正から、全体的に大きく歯並びを整える重度の矯正まで、症例に合わせて最適なプランを選べるのが特徴です。
ここからは、インビザラインが提供している各プランの概要と、目安となる費用感を症例別にご紹介します。
【重度】インビザライン コンプリヘンシブ:70~100万円
「インビザライン コンプリヘンシブ」は、最も対応範囲が広いフルプランで、重度の歯並びの乱れに対応できる矯正コースです。
費用の目安は70〜100万円程度ですが、選ぶクリニックや診療体制によって変動します。
他のプランと比べてより細かい調整や仕上がりの精度にもこだわることができるため、矯正の完成度を重視したい方や、ワイヤー矯正と同レベルの治療を希望する方に選ばれる傾向があります。
【中度】インビザライン モデレート:50~90万円
「インビザライン モデレート」は、中等度の歯並びの乱れに対応するプランです。
前歯だけでなく、ある程度奥歯の位置や噛み合わせも調整が必要なケースに適しており、全体矯正と部分矯正の中間的な位置づけとなります。
費用の目安は50〜90万円程度で、症例の難易度や通院する歯科医院によって異なります。
コンプリヘンシブほど本格的ではないものの、治療の自由度や仕上がりを重視したい方にとって、バランスの取れた選択肢といえるでしょう。
【軽度】インビザライン ライト:40~80万円
「インビザライン ライト」は、軽度の歯並びの乱れに対応したプランで、前歯のデコボコやわずかなすき間など、比較的シンプルな症例に適しています。
たとえば、「前歯のねじれが気になる」「少しだけ歯並びを整えたい」といった場合に選ばれることが多く、短期間で治療が完了するケースもあるのが特徴です。
費用の目安は40〜80万円程度で、歯並びの状態や通院先の方針により差が出る場合もあります。
【ごく軽度】インビザライン エクスプレス:20~40万円
「インビザライン エクスプレス」は、非常に軽度な歯並びの乱れに対応した最もシンプルなプランです。
主に前歯のみを対象とした部分矯正で、対応できる範囲は限られますが、そのぶん費用を抑えつつ短期間で治療を終えられる可能性があります。
費用の目安は20〜40万円程度と、インビザラインの中でももっともリーズナブルで、「あと少しだけ整えたい」「前歯だけきれいにしたい」というニーズに応えるプランといえるでしょう。
【別ライン】インビザライン Go・インビザライン ファースト
インビザラインには、症例の内容や年齢に応じた専用のラインも用意されています。その代表が「インビザライン Go」と「インビザライン ファースト」です。
インビザライン Goは、奥歯を除く計20本を対象とした部分矯正用プランで、比較的シンプルな症例に適しています。矯正期間を短く抑えたい方や、費用をできるだけ抑えたい方に向いています。
一方のインビザライン ファーストは、成長期にある子ども(6歳〜10歳頃)を対象とした小児用プランです。歯が永久歯に生え変わる途中の段階から、将来の歯並びを見据えて整えていくことができます。
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インビザラインがおすすめの人
インビザラインは、見た目の自然さや日常生活への負担の少なさから、多くの人に支持されています。
以下では、インビザライン矯正が特におすすめできる5つのタイプについて紹介します。
矯正装置が目立つのが嫌な人
人前に出る仕事をしている方や、見た目に敏感な方にとって、矯正装置の“目立ちやすさ”は大きな不安要素です。
特にワイヤー矯正では、金属のブラケットが目立ちやすく、「笑ったときに見られるのが気になる」「写真写りが悪くなるのでは」といった声も少なくありません。
その点、インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、装着していても気づかれにくいのが魅力です。
口元の印象を大きく変えることなく矯正ができるため、自然な見た目を保ちながら歯並びを整えたい方には特におすすめです。
なるべく通院頻度を下げたい人
仕事や育児で忙しく、「頻繁に通院するのは難しい」という方にとって、通院頻度の少なさは矯正を続ける上で大きなポイントです。
ワイヤー矯正では、歯科医師によるワイヤー調整のために月1回程度の通院が必要になりますが、インビザラインは1〜2週間ごとにマウスピースを自分で交換しながら矯正を進めていきます。
もちろん、治療の進行状況を確認するために歯科医院でのチェックは必要ですが、1〜3ヶ月に1回程度の通院で済む場合が多く、ワイヤー矯正よりもスケジュールの柔軟性が高い点がメリットです。
結果として、ライフスタイルに無理なく合わせながら治療を継続でき、通院の手間を減らしたい方にはインビザラインが適しています。
矯正中も矯正前のように食事を楽しみたい人
「矯正中でも食事を制限されたくない」という方には、インビザラインが非常におすすめです。
インビザラインは、マウスピースを自分で取り外せるため、食事のときには装置を外してこれまで通りの食事ができるのが大きな特徴です。ワイヤー矯正のように「食べ物が引っかかる」「硬いものを避ける」といった制限がないため、矯正中であることを意識せず、ストレスなく食事を楽しむことができます。
もちろん、食後は歯磨きをしてからマウスピースを再装着する必要はありますが、食べたいものを我慢せず、矯正前と変わらない食生活を送れるという点はメリットです。
日常の快適さを重視する方にはインビザラインが向いています。
矯正だけでなくホワイトニングもしたい人
矯正と同時にホワイトニングも進めたい方には、インビザラインがおすすめです。
インビザラインは取り外しができるため、マウスピースの内側にホワイトニングジェルを塗って使用する「ホームホワイトニング」との併用ができます。
対して、ワイヤー矯正では器具が邪魔になって、ホワイトニング剤を塗布することができません。
「歯並びも白さも一緒にきれいにしたい」という希望を叶えやすいのは、インビザラインならではの強みといえるでしょう。
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近所のクリニックに通いたい人
できるだけ自宅や職場の近くで矯正治療を受けたい方には、インビザラインが適しています。
インビザラインは、世界的に広く普及しているマウスピース矯正ブランドであり、日本国内でも多くの歯科医院が導入しています。
都市部はもちろん、地方のクリニックでも対応している医院が増えており、「近所にインビザラインができる歯医者がなさそう」と思っていた方でも、意外と身近な場所で見つかることがあるかもしれません。
インビザライン矯正のリスクや注意点
インビザラインは目立ちにくく、取り外しも可能な快適な矯正方法として人気がありますが、すべての人にとって万能な治療法というわけではありません。
治療を始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、あらかじめリスクや注意点を理解しておくことが大切です。
ここからは、インビザライン矯正を検討する際に知っておきたい代表的なリスクや注意点を7つ紹介します。
なお、以下で紹介するリスクや注意点は、インビザラインだけでなく他のマウスピース矯正治療でも起こり得ます。
歯肉退縮
インビザライン矯正を行うことで、歯肉(歯ぐき)が下がって見える「歯肉退縮」が起こる場合があります。
これは、歯が動く過程で骨や歯ぐきに負荷がかかり、歯の根元が露出しやすくなるためです。
特に歯ぐきがもともと薄い方や、加齢や歯周病の影響を受けやすい方は、歯と歯の間がスカスカして見える、歯が長く見えるといった見た目の変化につながることもあります。
歯肉退縮は、インビザラインに限らず矯正治療全般で起こり得る現象ですが、見た目が気になる場合や知覚過敏が起きた場合には、歯科医師に相談の上、適切なケアを行うことが大切です。
ブラックトラインアングル

インビザライン矯正によって歯並びが整うと、歯と歯の間に「ブラックトライアングル」と呼ばれる隙間ができることがあります。
ブラックトライアングルとは、歯と歯の間の歯ぐきが下がることで、三角形の黒いすき間が生じてしまう状態です。歯列が密集している部分を整えた場合などに起こりやすく、見た目の印象に大きな影響を与えます。
この現象も、矯正治療全般で起こり得るリスクのひとつですが、事前に歯の形状や歯ぐきの状態を見て予測できるケースもあります。
気になる場合は、あらかじめ歯科医師に相談し、必要に応じて歯の形を調整するなどの対応が必要です。
矯正開始直後やマウスピース交換時に痛みやすい
インビザライン矯正では、治療開始直後やマウスピースを交換した直後に、歯の痛みや違和感を感じることがあります。
これは、マウスピースが歯に力をかけて動かそうとするために起こるもので、特に新しいマウスピースに替えた直後の1〜2日が最も痛みを感じやすいとされています。
ただし、これは歯が動いている証拠であり、多くの場合は数日でおさまる一時的なものです。
どうしても辛い場合は、市販の鎮痛薬で対応できることがほとんどですので、我慢しすぎずに歯科医師へ相談しましょう。
装着時間の管理が必要
インビザライン矯正では、決められた装着時間を守る自己管理がとても重要です。
インビザラインは取り外しができて自由度が高い一方で、1日20〜22時間の装着が推奨されており、これを守らないと予定通りに歯が動かなくなってしまう可能性があります。
食事や歯磨きの際に外せるのは大きなメリットですが、「つけ忘れない」「外しっぱなしにしない」など、自分で意識して管理できる人に向いている矯正方法といえるでしょう。
ワイヤー矯正より適応範囲が狭い
インビザラインは万能な矯正方法ではなく、症例によってはワイヤー矯正の方が適している場合があります。
インビザラインは、軽度〜中等度の歯並びの乱れには十分対応できますが、重度のねじれや大きな歯の移動、顎の骨格に関わるズレなど、複雑な症例には対応が難しいことも多いです。
たとえば、上下の噛み合わせが大きくずれているケースや、歯の動きに大きな力が必要な場合などでは、ワイヤー矯正の方が正確かつ効果的に調整できることがあります。
そのため、インビザラインを希望していても、診断結果によっては「ワイヤー矯正をおすすめします」と言われることも少なくありません。まずは信頼できる歯科医師に相談し、自分の症例がどちらに適しているかを確認することが大切です。
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抜歯の代わりに歯を削ることがある
インビザラインでは、スペースを確保するために「歯を少しだけ削る」処置(IPR)が行われることがあります。
IPR(Interproximal Reduction)とは、歯と歯の間をごくわずかに削ってスペースを作る処置で、抜歯をせずに歯を並べるための方法のひとつです。
インビザラインはできるだけ非抜歯で矯正を進めるのが特徴ですが、歯が並ぶスペースが足りないときには、このように必要最小限の削合で調整を行うことがあります。
もちろん、歯の健康や機能に悪影響が出ない範囲で行われ、処置自体も短時間で済みますが、「歯を削るのは抵抗がある」という方は事前に歯科医師にきちんと確認しておくことが大切です。
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アタッチメントを装着することがある

インビザラインでは、歯の動きをより正確にコントロールするために「アタッチメント」と呼ばれる突起物を歯の表面に装着することがあります。
アタッチメントは、歯と同じような色の樹脂(レジン)でできており、マウスピースがしっかりと歯に力をかけられるよう補助する役割を持ちます。すべての歯につけるわけではなく、必要に応じて数本の歯にだけ装着されるのが一般的です。
ただし、装着することでわずかに凹凸が生じるため、場所によっては目立つと感じる方もいます。
アタッチメントの装着は、治療効果を高めるために欠かせない要素のひとつですが、見た目や装着感が気になる場合は、事前に歯科医師に相談しておくと安心です。
インビザライン矯正の症例
インビザラインは、軽度から中等度の歯並びの乱れに広く対応できる矯正方法ですが、症例によっては適応の可否や治療の難易度が異なります。
ここからは、代表的な歯並びの乱れである「出っ歯」「すきっ歯」「ガタガタの歯並び」「受け口」の4つのケースを取り上げ、インビザラインで対応可能な理由や注意点についてわかりやすく解説します。
症例①出っ歯

引用元:https://purerio.tokyo/case/overbite/
前歯が前方に突出している「出っ歯」は、インビザラインでも対応できる代表的な症例のひとつです。
軽度〜中等度の出っ歯であれば、前歯の角度や位置をゆるやかに調整することで、自然な横顔や噛み合わせへと近づけることが可能です。
- 主訴:出っ歯
- 治療方法:マウスピース型(インビザライン)矯正
- 治療期間:13ヶ月半
- 治療費:115万円
- 治療の副作用とリスク:疼痛、咬合時痛、知覚過敏、歯根吸収、歯肉退縮が生じる可能性があります
症例②すきっ歯

引用元:https://purerio.tokyo/case/midline-separation/
歯と歯の間にすき間がある「すきっ歯」も、インビザラインで対応しやすい症例です。
マウスピースで歯を少しずつ中央に寄せていくことで、見た目の印象を自然に整えることができます。
- 主訴:すきっ歯(正中離開)
- 治療方法:マウスピース型(インビザライン)矯正
- 治療期間:6ヶ月半
- 治療費:115万円
- 治療の副作用とリスク:疼痛、咬合時痛、知覚過敏、歯根吸収、歯肉退縮が生じる可能性があります
症例③ガタガタの歯並び

引用元:https://purerio.tokyo/case/gowding/
歯が重なり合って並びが乱れている「ガタガタの歯並び(叢生)」も、インビザラインでの矯正が可能です。
軽度〜中等度の叢生であれば、歯の位置を整えたり、必要に応じて歯と歯の間をわずかに削ってスペースを確保することで、整った歯列に導くことができます。
- 主訴:上下叢生(そうせい)
- 治療方法:マウスピース型(インビザライン)矯正
- 治療期間:6ヶ月半
- 治療費:115万円
- 治療の副作用とリスク:疼痛、咬合時痛、知覚過敏、歯根吸収、歯肉退縮が生じる可能性があります
症例④受け口

引用元:https://purerio.tokyo/case/tsugaku/
下の前歯が上の前歯より前に出ている「受け口(反対咬合)」も、軽度であればインビザラインでの治療が可能です。
歯の傾きや位置を調整することで、前歯のかみ合わせを正しい位置に戻すことができます。
- 主訴:上下叢生、下顎前突
- 治療方法:マウスピース型(インビザライン)矯正
- 治療期間:6ヶ月半
- 治療費:115万円
- 治療の副作用とリスク:疼痛、咬合時痛、知覚過敏、歯根吸収、歯肉退縮が生じる可能性があります
【インビザライン治療を始める前に】クリニック選びのポイントを解説
インビザライン矯正を成功させるためには、信頼できるクリニック選びがとても重要です。
インビザラインは専用ソフトを使った治療計画や、アタッチメントの装着、マウスピースの調整など、歯科医師の技術や経験によって仕上がりに差が出やすい治療法です。
ゆえに、単に「近い」「安い」だけで選ぶのではなく、自分の希望や症例に合った治療を提案してくれるかどうかを重視しましょう。
クリニック選びの際は、以下のようなポイントを確認すると安心です。
- インビザラインの症例実績が豊富か
- 矯正専門の歯科医師が在籍しているか
- 丁寧なカウンセリングと事前説明があるか
- 通いやすい立地・予約の取りやすさ
- 治療後のアフターケアやフォロー体制が整っているか
また、「インビザライン認定医」や「ダイヤモンドプロバイダー」など、公式に認定された実績のある歯科医師を選ぶのもひとつの指標になります。
納得のいくクリニックを選ぶためにも、複数の医院でカウンセリングを受け、治療方針や費用、対応の違いを比較してみることをおすすめします。
インビザライン矯正できるかどうか検査を受けてみよう
インビザライン矯正はワイヤー矯正よりも適応範囲は限られるため、まずは導入クリニックで検査をし、あなたの歯並びがインビザラインでなおるのかどうか診断してもらうことが大切です。
Oh my teethでは、独自プランとインビザラインの両方を取り扱っており、患者様の症例やニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
どちらが自分に合うか迷う場合でも、無料診断で歯並びを診断してあなたに適したプランをご提案します。

※矯正開始後の定期通院は原則不要ですが、矯正プラン適合診断は歯科医師が直接診察した上で出しますのでご安心ください。矯正開始後も歯並びの状態に応じて前処置を行ったり、歯科医師が必要と判断した場合には直接口腔内の状況を診させていただきます。
検査はおよそ30分で完了するので、仕事やお買い物のついでに気軽にお越しください。