インビザラインの費用相場は?軽度の場合・安い種類・分割料金例を解説
インビザラインの費用について知りたいですか?本記事ではインビザラインによる歯科矯正の費用相場を解説。歯並びの乱れが軽度の場合の相場や安い種類についても解説します。月々の分割料金の例も紹介しますので、参考にしてください。

「インビザラインの費用相場っていくらぐらい?」
「歯並びの乱れが軽度の場合はどれくらい費用がかかるのだろう」
「デンタルローンを利用した場合月々の分割料金はいくらになる?」
こう悩んでいませんか?
本記事ではインビザラインによる歯科矯正を検討している方に向けて、 インビザライン矯正にかかる費用 について詳しく解説します。
歯並びの乱れが軽度〜重度の場合の費用相場や、安いインビザラインの種類、費用負担を軽減する方法 についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【本記事の要点】
インビザラインの費用相場は部分矯正で20万〜65万円、全体矯正で70万〜100万円
インビザラインの治療費用はデンタルローンの利用などで分割払いが可能
部分矯正にしたり医療費控除を受けたりすることで費用負担を抑えられる
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インビザラインの費用相場は20〜100万円程度 です。
なぜ費用相場ここまで開きがあるのかというと、インビザラインと一口にいっても以下の表のように複数の種類があるためです。
種類 | 治療範囲 | 適応症例 | 枚数 | 費用相場 | 治療期間 |
---|---|---|---|---|---|
インビザライン エクスプレス | 部分矯正 | 後戻り症例などごく軽度の不正歯列 | 最大7枚 | 20万〜40万円 | 3〜4ヶ月 |
インビザライン ライト | 部分矯正※ | 軽度の不正歯列 | 最大14枚 | 45万〜65万円 | 最大5ヶ月 |
インビザライン Go | 部分矯正 | 比較的軽度の不正歯列 | 最大20枚 | 35万〜50万円 | 最大7ヶ月 |
インビザライン モデレート | 全体矯正 | 中度の不正歯列 | 最大26枚 | 70万〜90万円 | 1年程度 |
インビザライン コンプリヘンシブ | 全体矯正 | 重度の不正歯列 | 最大99枚 | 80万〜100万円 | 1年半〜3年程度 |
※矯正範囲に制限はないが部分矯正として用いられることが多い
このように、インビザラインは種類によって適応症例や費用相場が異なります。例えば 相場が最も安いインビザライン エクスプレスの場合は軽度の不正歯列が適応症例で、使用するマウスピースの枚数は最大7枚 です。
インビザラインの種類について詳しくは、以下の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてください。
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歯並びの乱れの程度別の費用相場
上記の表をもとにして、以下に歯並びの乱れの程度別にインビザラインの費用目安をまとめてみました。
歯並びの乱れが軽度の場合:20〜50万円
歯並びの乱れが中等度の場合:50〜80万円
歯並びの乱れが軽度の場合:80〜100万円
もちろん上記はあくまでも目安です。
自分自身の歯並びをきれいにするのにどれくらいの費用がかかるかを正確に知りたい場合は、歯科クリニックで精密検査などを行ってもらってから診断してもらいましょう。
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インビザラインによる歯科矯正費用は高額になるケースが多く、各クリニックでは デンタルローン を利用できることも多いです。また各種クレジットカードの分割払いを利用できるケースも。
今回はデンタルローンを利用した場合の月々の分割料金の例を紹介します。治療費が50万円・100万円かかると想定して、月々均等払い・ボーナス併用払いそれぞれの分割料金の例を見てみましょう。
※ イオンプロダクトファイナンスのデンタルローンシミュレーション によって算出
※36回払い・金利(実質年率)5.0%で計算
【デンタルローンとは?】
歯科矯正治療費に限定したローンのことです。ローンを組んでくれる会社が、治療費を立て替えてくれます。かかった治療費+分割手数料を月々支払っていきます。
インビザラインの治療費50万円の場合の分割払いの例
インビザラインの治療費が50万円でデンタルローン(36回払い)を利用した場合の月々の分割料金は以下の通りです。
デンタルローン36回払い(月々均等払い)
分割手数料:39,476円
分割支払金合計:539,476円
第1回目分割支払金:17,976円
第2回目以降分割支払金:14,900×35回
デンタルローン36回払い(ボーナス併用払い)
※ボーナス年2回・それぞれ30,000円加算の場合
分割手数料:39,476円
分割支払金合計:539,476円
第1回目分割支払金:12,976円
第2回目以降分割支払金:9,900×35回
インビザラインの治療費100万円の場合の分割払いの例
インビザラインの治療費が100万円でデンタルローン(36回払い)を利用した場合の月々の分割料金は以下の通りです。
デンタルローン36回払い(月々均等払い)
分割手数料:78,952円
分割支払金合計:1,078,952円
第1回目分割支払金:32,452円
第2回目以降分割支払金:29,900×35回
デンタルローン36回払い(ボーナス併用払い)
※ボーナス年2回・それぞれ30,000円加算の場合
分割手数料:78,952円
分割支払金合計:1,078,952円
第1回目分割支払金:27,452円
第2回目以降分割支払金:24,900×35回

インビザラインによる歯科矯正にかかる費用を安く抑えるには、以下のような方法があります。
部分矯正を検討する
前述したように、インビザラインの中にも種類があり、奥歯からなおす全体矯正に対応している種類もあれば、気になる前歯など部分的になおす部分矯正に対応している種類もあります。
もしインビザライン矯正にかかる費用を安くしたいなら、 比較的費用が安く済む部分矯正を選択する 方法もあるでしょう。部分矯正に対応しているインビザラインの種類には以下のようなものがあります。
インビザライン エクスプレス
インビザライン ライト
インビザライン Go
ただし上記のインビザラインの種類で歯並びをなおせるかどうかはドクターが診断します。
ドクターにより、
歯並びの乱れが比較的軽度
インビザライン エクスプレス・インビザライン ライト・インビザライン Goで歯並びをなおせる
と判断されれば、部分的な矯正が可能になり、費用も比較的安く抑えられるでしょう。
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医療費控除を受ける
インビザラインなどのマウスピース矯正にかかった医療費は、 条件を満たせば医療費控除の対象 になります。医療費控除の対象になるのは、保険適用になる場合です。
保険適用になる歯科矯正治療とは
噛み合わせが悪く機能的な問題があり、矯正治療が必要
とドクターが診断したケースです。
上記のような診断があれば、ワイヤー矯正でもインビザラインを含むマウスピース矯正でも保険適用となり、医療費控除の対象になります。
ただし 審美目的(見た目を整える目的)での矯正治療は保険適用外となり、医療費控除の対象外 ですので注意しましょう。
トータルフィーのクリニックを選ぶ
インビザライン矯正治療を行っているクリニックの中には、インビザライン矯正にかかる料金をトータルフィーとしているところもあります。トータルフィーのクリニックでは、 矯正治療にかかる費用の全額が最初に提示 されます。
このような料金体系のクリニックで矯正治療を受けると、結果的に矯正費用を抑えられることも。
なぜならトータルフィーでないクリニックの場合、矯正治療の基本料金のほかにかかる費用は追加料金として発生することが多いためです。例えば基本料金のほかに、以下のような料金がかかるケースがあります。
追加費用の種類 | 内容 | 費用 |
---|---|---|
調整料 | 矯正期間中に装置の調整が必要になった場合にかかる費用 | 3,000〜10,000円程度 |
観察料 | 保定期間中の診察時にかかる費用 | 3,000〜5,000円程度 |
保定装置(リテーナー)料 | 保定装置(リテーナー)にかかる費用 | 10,000〜60,000円程度 |
保定装置(リテーナー)は一度購入すれば一定期間使えますが、調整料や観察料はクリニックで診察を受けるたびにかかる費用です。つまり 治療期間が長いと増えていく費用 と言えます。
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そのため歯並びの乱れが重度で、治療期間があらかじめ長くかかると予測される場合は、上記のような料金もあらかじめ含んだ料金体系にしているクリニックを選んだほうがいいケースもあります。
もしトータルフィーとそうでない料金体系が設定されたクリニックで迷っている場合は、 あらかじめ予測される費用を聞いた上で検討 したほうがいいでしょう。
歯科矯正全般の費用に関わる内容に関しては、以下の記事もあわせて参考にしてくださいね。
装着時間をできる限り守る
インビザライン矯正では、実際の歯の動きが当初の矯正計画よりもズレてしまった場合、マウスピースを追加することがあります。これを「リファインメント」と言います。
リファインメントには追加料金が発生することもあり、その場合は20,000円程度/回が一般的です。インビザラインのプランや、クリニックの料金体系によっては、リファインメントに追加費用が発生しない場合もあります。
リファインメントによる追加費用の発生を防ぐには、マウスピースの装着時間をできる限り守ることが重要です。なぜなら矯正計画は1日20時間以上マウスピースを装着することを前提にたてられているからです。
装着時間が守られないと歯の動き方が計画からズレてしまい、リファインメントを行う可能性も高くなってしまいます。
補足:安いマウスピース矯正を選ぶ際の注意点
インビザライン矯正の費用の相場は20〜100万円と開きがあり、できるだけ安く済ませたいと考える人が多いでしょう。
またインビザラインのほか、 安いマウスピース矯正ブランド が国内でも増えてきています。このような安いマウスピース矯正を選ぶ際は、以下のような点に注意しましょう。
事前に丁寧な検査を行ってくれるか
メリット・デメリット双方を説明してもらえるか
トラブルに対応してもらいやすいか
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インビザラインによる歯科矯正にかかる費用は決して安くありません。しかしデンタルローンやクレジットカードによる分割払いや、保険適用の場合は医療費控除を受けることによって、負担を抑えることもできます。
歯科矯正は高額な治療費がかかるため戸惑うことも多いでしょう。しかし歯は一生もので、QOLに大きく関わる要素です。
今回紹介した内容を参考に、インビザラインによる歯科矯正を前向きに検討してみてください。
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