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最終更新日:2025年4月22日

【2025年版】インビザラインの費用相場はいくら?クリニック10院調査

インビザライン 費用相場

「インビザラインの治療費って実際いくらかかるの?」「少しでも安く受ける方法はないの?」こんな疑問をお持ちではありませんか?

インビザラインはクリニックによって治療料金が異なり、選ぶクリニックによっては想定以上の費用がかかります。

そのため、治療を始める前に相場や費用の内訳をしっかり把握することが大切です。

本記事では、10院のクリニックを独自調査し、インビザラインの費用相場を種類別に詳しく解説します。

さらに、無駄な追加費用が発生しないために気をつけたいポイントも紹介します。インビザライン矯正を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

インビザラインとは?toggle-arrow
インビザラインとは

インビザライン・システム(以下:インビザライン)とは、アメリカのアライン・テクノロジー社が矯正歯科医師を対象に提供しているマウスピース型矯正治療法の一つ。

1999年に提供を開始以来、多くの方々から厚い支持と人気を集め続けており、現在では世界100ヶ国以上の国々で提供されているマウスピース矯正治療法です。

インビザラインのプランから費用の相場を知ろう!

インビザラインのプランは6つ

「インビザライン矯正」と一口に言っても、中にはさまざまなプランがあり、それぞれ適応症例と費用が異なります。

ここでは、インビザラインのプラン・費用相場がどれくらいか詳しく見ていきましょう。

インビザライン コンプリヘンシブ:70~100万円

インビザライン コンプリヘンシブは、すべての歯を対象とした矯正プランで、費用相場は70〜100万円です。

軽度から重度の歯並びの乱れまで幅広く対応できるため、多くの方に選ばれています。

治療期間が長くなる傾向があり、費用も他のプランより高額ですが、その分、歯並びをしっかり整えたい方に適しています。

また、クリニックによっては分割払いや医療ローンに対応しているため、支払い方法についても事前に確認しておくと良いでしょう。

インビザライン モデレート:50~90万円

インビザライン モデレートは、中程度の歯並びの乱れに対応したプランで、費用相場は50〜90万円です。

コンプリヘンシブよりも比較的費用を抑えつつ、しっかりと矯正したい方に向いています。

治療期間はケースによって違いはありますが、軽度な歯列矯正よりも時間を要することが多いため、費用もやや高めです。

とはいえ、本格的な矯正が必要な場合に、コストと治療効果のバランスが取れたプランとして選ばれることが多いのが特徴です。

インビザライン ライト:40~80万円

インビザライン ライトは、軽度の歯並びの乱れを矯正するプランで、費用相場は40〜80万円です。

部分的な矯正や軽度なズレの調整に向いており、本格的な矯正が不要なケースにおすすめです。

ただし、対応できる症例が限られるため、適応可能かどうかを事前に確認することが大切です。

とはいえ、比較的短期間で治療が完了するケースが多いため、費用を抑えつつ歯並びを整えたい方に適しているでしょう。

インビザライン エクスプレス:20~40万円

インビザライン エクスプレスは、ごく軽度の歯並びの乱れを短期間で整えるプランで、費用相場は20〜40万円です。

前歯のわずかなズレを調整したい方や、過去に矯正をしたものの後戻りが気になる方に適しています。

治療期間が最も短く、費用も他のプランに比べて抑えられますが、対応できる症例が限られるため、適応条件を事前に確認することが重要です。

【番外編】インビザライン Go・インビザライン ファースト

インビザラインには、特定のニーズに応じた特別なプランも存在します。

インビザライン Goは、奥の歯を除く計20本の軽度な歯並びの乱れを対象とした部分矯正プランです。

費用相場は35万〜50万円程度で、全体矯正に比べて費用を抑えられるのが特徴です。

主に前歯のすき間や軽度の不正咬合の改善に適しており、治療期間も比較的短期間で完了します。

また、 インビザライン ファーストは、6歳から10歳頃の混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)の子どもを対象とした矯正プランです。

顎の成長を促進し、将来的な歯並びの問題を予防する目的で使用されます。

費用相場は40万〜80万円程度で、治療内容や歯科医院によって異なります。

インビザライン矯正にかかる費用の内訳

インビザライン費用の内訳

インビザライン矯正では、治療を始める前の検査・診断料、矯正中の調整料、矯正後の保定装置や観察料など、さまざまな費用が発生します。総額を正しく把握するためには、これらの内訳を理解しておくことが重要です。

ここからは、インビザライン矯正にかかる各費用の詳細について解説していきます。

矯正前にかかる検査・診断料

費用項目

値段(目安)

初回カウンセリング

無料~5,000円

精密検査・診察

10,000~65,000円

虫歯・歯周病治療

1,500〜10,000円/回

抜歯

5,000~15,000円/本

インビザライン矯正を始めるには、事前にカウンセリングと精密検査が必要です。

初回カウンセリングでは、歯科医師が患者の歯並びや噛み合わせを確認し、治療の必要性や適切な方法を提案します。

このカウンセリングの費用は、無料でできる場合から5,000円程度が一般的です。

カウンセリング後、治療を進めることが決まった場合、精密検査を行います。

この検査では、レントゲン撮影や歯型の採取、口腔内写真の撮影などを通じて、歯やあごの詳細な状態を把握します。

精密検査の費用は、10,000円から65,000円程度が目安です。

さらに、検査の結果、虫歯や歯周病が見つかった際は、矯正治療を始める前に治療が必要となります。

場合によっては、抜歯が求められることもあります。これらの処置には別途費用がかかるため、事前に確認しておくことが大切です。

矯正中にかかる調整料

費用項目

値段(目安)

調整料

3,000円~10,000円/回

リファインメント

20,000円/回

インビザライン矯正では、治療の進行に応じて調整が必要になります。

具体的には、マウスピースの適合を確認し、歯の動きをスムーズにするための研磨処置(IPR)が行われることがあります。

これらの調整にかかる費用は、1回あたり3,000〜10,000円程度が目安です。

また、リファインメントと呼ばれる追加の調整が必要になるケースもあります。

これは、計画通りに歯が動かなかった場合に治療計画を見直し、新しいマウスピースを作成する処置です。

リファインメントが発生すると、追加のマウスピース代がかかるため、1回あたり20,000円を負担する必要があります。

調整料やリファインメントの費用はクリニックによって異なるため、治療費に含まれるのか、都度支払いが必要なのかを事前に確認しておきましょう。

矯正後にかかる保定装置料や観察料

費用項目

値段(目安)

保定装置料

10,000~60,000円

観察料

3,000~5,000円/回

インビザライン矯正が完了した後、歯並びが元に戻らないように「保定」を行います。

そのために使用するのが「保定装置(リテーナー)」で、矯正後の歯を固定し、後戻りを防ぎます。

リテーナーの費用は10,000〜60,000円程度が目安です。

また、矯正後も歯の動きや口腔内の状態をチェックするため、2〜3か月に1回のペースで通院が必要になることがあります。

通院時には、リテーナーの調整や虫歯・歯石のチェックなどが行われ、観察料として1回あたり3,000〜5,000円程度がかかることが一般的です。

インビザラインで追加費用が発生しないために気をつけたいポイント

インビザライン矯正は、治療費の総額を把握し、適切な管理を行うことで無駄な追加費用を防ぐことができます。

クリニックの費用を比較し、装着ルールを守ることはもちろん、デンタルローンの活用や医療費控除の申請など、費用を抑える方法も検討しましょう。

ここでは、治療費を抑えるためのポイントを詳しく解説します。

①複数のクリニックの費用を比較して治療費の総額を知る

複数のクリニックの費用を比較して治療費の総額を知る

インビザラインで追加費用が発生しないためにするためには、複数のクリニックの費用を比較して治療費の総額を知ることが大切です。

インビザライン矯正の費用はクリニックごとに異なります。

これは、インビザラインが保険適用外の自由診療であり、各クリニックが治療方針やサービス内容に応じて自由に価格を設定できるためです。

したがって、最低でも2〜3院を比較し、治療費の内訳や追加費用の有無を確認するのが良いでしょう。

②治療の延長を防ぐために装着時間やルールを守る

インビザラインで余計な追加費用を発生させないためには、装着時間やルールを守り、治療の延長を防ぐことが重要です。

インビザラインは、1日20〜22時間の装着が推奨されており、このルールを守らないと計画通りに歯が動かず、治療期間が延びる原因となります。

治療期間が長引くと、追加のアライナーが必要になり、リファインメント(治療計画の立て直し)費用が発生する可能性があります。

したがって、日中や就寝時もしっかり装着することを習慣づけ、適切なタイミングでアライナーを交換することが大切です。

費用負担を軽減するためにできる2つの方法

インビザラインは自費診療のため、どうしても費用が高くなりがちです。

しかし、一括で支払うのが難しいという方でも、無理のない範囲で治療を始められる方法があります。また、条件を満たせば、確定申告によって一部の費用が戻ってくる可能性もあります。

ここでは、費用負担を軽くするために利用できる代表的な2つの方法を紹介します。

①デンタルローン(分割払い)を活用する

インビザライン矯正の費用負担を軽減するためには、デンタルローン(分割払い)を活用することが有効です。

インビザラインは保険適用外のため、治療費が高額になりやすく、一括払いが難しいケースもあります。

その場合、デンタルローンを利用すると、月々の支払い額を抑えながら矯正治療を進めることができます。

したがって、一括払いが難しい場合は、クリニックごとのデンタルローンの条件を比較し、無理のない範囲でデンタルローン(分割払い)を組むのがおすすめです。

②医療費控除を申請する

インビザライン矯正の費用負担を軽減するためには、医療費控除を申請することが有効です。

矯正治療でも医療費控除が適用される場合あり

医療費控除とは、1年間に一定以上の医療費を支払った場合に、確定申告を通じて所得税の一部が戻ってくる制度です。

対象となるのは、本人または生計を一にする家族のために支払った医療費であり、年10万円(または所得の5%)を超えた分が控除対象になります。

インビザラインなどの歯列矯正は、美容目的と判断されると対象外になる場合がありますが、噛み合わせの改善や発音・咀嚼などの機能回復を目的とした治療であれば、医療費控除の対象になります。

どのくらいの金額が戻ってくる?控除額の目安を紹介

控除される金額は、以下の計算式で求められます。

  • 医療費控除額 = 1年間に支払った医療費 - 保険金などで補填された金額 - 10万円(または所得の5%のいずれか少ない方)

実際にどのくらいの金額が戻ってくるかは、所得や支払額によって異なります。以下は、還付額のおおよその目安です。

課税所得(目安)

医療費 30万円の場合

医療費 50万円の場合

医療費 80万円の場合

~195万円(税率5%)

約1万円

約2万円

約3.5万円

~330万円(税率10%)

約2万円

約4万円

約7万円

~695万円(税率20%)

約4万円

約8万円

約14万円

※実際の還付額は、ほかの控除や扶養状況によって変動します。

このように、申告するだけで数万円〜十万円以上の還付を受けられるケースもあるため、医療費控除は非常に大きなメリットとなります。

還付を受けるために必要なものと申請時の注意点

医療費控除による還付を受けるためには、確定申告を行わなければならず、申請時には以下のような書類や情報が必要です。

  • 医療機関から発行された領収書

  • 国税庁のフォーマットに基づく医療費控除の明細書

  • 確定(還付)申告書(給与所得者は源泉徴収票)

  • 本人確認書類、マイナンバー関連書類

  • 還付を受けるための銀行口座情報

また、申請できるのは治療費を支払った年の翌年の2月中旬から3月中旬までの期間です。たとえば、2025年に治療費を支払った場合、2026年の確定申告期間中に申請します。

さらに、家族の医療費は合算して申請することができるため、世帯全体で支払った医療費が基準額を超えていれば、還付を受けられる可能性があります。

インビザラインと比較しておきたいマウスピース矯正

ここまで、インビザラインの費用について紹介してきましたが、中には「インビザラインを検討していたけれど、やっぱり思ったより値段が高い…」と感じた方もいるかもしれません。

そんな方にはリーズナブルな価格で矯正治療ができる、Oh my teethのマウスピース矯正をおすすめします。

Oh my teethの料金プラン(Basic・Pro・インビザライン)

Oh my teethは、「原則通院不要」「追加費用なし」を特徴とするサービスで、主に軽度から中等度の症例に適しています。

一方、インビザラインは複雑な症例にも対応できる矯正方法です。

Oh my teethの大きな特徴

①2種類のわかりやすいプラン(Basicプラン:33万円 、Proプラン:66万円)でいずれのコースも治療期間による料金変動はありません。追加料金は原則なし。(Oh my teethユーザーの80%はBasicプランです。)

※マウスピースを破損、紛失の場合は別途料金が発生します。

②矯正開始後の定期的な通院は原則不要なため自宅で治療可能

24時間LINEサポート でいつでも矯正中の悩みや不安を相談

実際の症例を写真で紹介

Oh my teethは軽度から中度の歯並びの乱れに特化したマウスピース矯正です。

……と言われても「実際どのような歯並びがなおせるのか実物を見たい」という人も多いと思います。

そこで、ここではマウスピース矯正 Oh my teeth(全てBasicプラン)の実際の症例を紹介します。

出っ歯の症例(40代前半男性)

全顔BA・出っ歯

叢生 (全体的なガタつきなど)の症例 (20代後半男性)

マウスピース矯正 Oh my teethのデコボコの歯並び(叢生)の症例(部分矯正・非抜歯矯正)

すきっ歯の症例(30代前半男性)

マウスピース矯正 Oh my teethの症例(すきっ歯・空隙歯列)
インビザライン 費用 CTA①

マウスピース矯正は、自分に合ったプランと適切な費用をチェックすることが重要

詳しい費用や治療法について、まずはOh my teethの無料相談で気軽に相談しましょう。

Oh my teeth導入クリニックでは、独自のプランとインビザラインの両方を取り扱い、幅広い症例に対応しています。

自分に合った矯正方法を選べるので、初めて矯正を考えているという方にもおすすめです。

また、従来の矯正歯科では治療開始後、月に一度の通院が必要で、来院しないと状態をチェックしてもらえないことがほとんどですが、 Oh my teethならリモートで毎日相談OK!

さらに、「直接診てもらいたい」と思ったときには対面での診療も可能なので、安心して矯正を続けられます。

まずは無料診断で、気軽に歯並びの相談をしてみませんか?

インビザライン 費用 CTA②

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