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マウスピース矯正
最終更新日:2024年4月18日

インビザラインの費用相場まとめ!治療費を安くする4つのポイント

インビザラインの費用相場は?安い?種類や分割料金も徹底解説

本記事ではインビザラインの費用相場をプラン別にまとめています。追加で発生するお金や支払い方法、コストを抑えるポイントも紹介しています。

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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

「インビザライン矯正をしたいけど、費用はどのくらい?」

「前歯だけの矯正ならインビザラインの費用を安くできる?」

このような疑問はありませんか?

インビザラインは矯正装置が目立ちにくく、マウスピース矯正の代表的なブランドとして人気です。

インビザラインは、エクスプレスやライト、Goなどさまざまなプランがあり、費用もそれぞれ異なります。

本記事では、プラン別の費用相場や治療費の支払い方法など、インビザラインのお金にまつわる疑問を徹底解説。

さらに、矯正費用を抑えるポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

本記事の要点
  • インビザラインの費用相場「部分矯正:20万〜65万円」「全体矯正:70万〜100万円」

  • 費用はデンタルローン利用で分割払いが可能

  • 歯科医師の診断によって部分矯正・医療費控除で費用負担を抑えられる

インビザラインの費用相場は?安い?種類や分割料金も徹底解説
目次下CTA

インビザラインの費用相場はプランによって異なる

インビザラインには、全部で5つのプラン(小児矯正は除く)があります。それぞれ費用は異なりますが、相場は20〜100万円程度です

インビザラインの費用相場

以下の表は、インビザラインのプラン別に治療範囲や適応症例、費用相場、治療期間をまとめたものです。

種類

治療範囲

適応症例

枚数

費用相場

治療期間

インビザライン エクスプレス

部分矯正

後戻り症例などごく軽度の不正歯列

最大7枚

20万〜40万円

3〜4ヶ月

インビザライン ライト

部分矯正※

軽度の不正歯列

最大14枚

45万〜65万円

最大5ヶ月

インビザライン Go

部分矯正

比較的軽度の不正歯列

最大20枚

35万〜50万円

最大7ヶ月

インビザライン モデレート

全体矯正

中度の不正歯列

最大26枚

70万〜90万円

1年程度

インビザライン コンプリヘンシブ

全体矯正

重度の不正歯列

枚数の制限なし

80万〜100万円

1年半〜3年程度

※矯正範囲に制限はないが部分矯正として用いられることが多い

インビザラインはプランによって適応症例が異なります。たとえば 相場が最も安いインビザライン エクスプレスの場合は軽度の不正歯列が適応症例で、使用するマウスピースの枚数は最大7枚です。

対して、 最も金額の高いインビザライン コンプリヘンシブは、枚数の制限はないため、そのぶん費用は高くなります。ここでは、それぞれのプランの費用相場と特徴について紹介します。

インビザラインエクスプレス:20万~40万円

インビザラインエクスプレスは、1~2本の前歯の乱れや矯正後のわずかな後戻りなど、比較的軽度な症例を対象にしたプランです。

マウスピースの枚数は最大7枚。費用は、20万~40万円とインビザラインの中で最も安価です

インビザラインライト:45万~65万円

インビザラインライトは、歯列全体を動かせる「全体矯正」に対応したプランです。しかし、マウスピースの枚数は最大14枚までと制限されているため、歯を大きく動かすケースには向いていません。そのため、部分矯正として用いられることが多いです。

費用は、45万~65万円の範囲で設定されていることが多く、エクスプレスに次いで手頃な価格帯です。軽度の歯並びの乱れをなおしたいという方に適しています。

インビザラインGo:35万~50万円

インビザラインGoは、前歯から小臼歯(前から数えて5番目の歯)までの歯並びの乱れに対応した部分矯正プランです。最大20枚までのマウスピースを使用できるため、エクスプレスやライトと比べると適応範囲の幅が広がります。

費用は35万~50万円程度で、インビザラインの中では中間の価格帯に位置します。全体矯正ではありませんが、中等度の歯並びの乱れに対応可能であり、見える部分の歯並びを整えたい方に適しています。

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インビザラインモデレート:70万~90万円

インビザラインモデレートは、中等度の歯並びの乱れに対応できる全体矯正のプランです。最大26枚のマウスピースを使用できます。

費用は70万~90万円程度で、次に紹介するインビザラインコンプリヘンシブよりもやや安価な価格設定です

インビザラインコンプリヘンシブ:80万~100万円

インビザラインコンプリヘンシブは、全体矯正に対応したプランです。マウスピースの枚数や治療期間に制限がないため、中等度~重度の歯並びの乱れに対応できます。

費用は、80万~100万円の範囲で設定されています

インビザラインの種類について詳しくは、以下の記事でも紹介しているので参考にしてください。

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インビザラインの矯正治療では、装置の費用以外にも以下のような追加費用が発生することがあります。

ここでは、矯正治療で発生する費用を、矯正前・矯正中・矯正後にわけて紹介します。なお、クリニックによって費用の有無や金額は異なりますので、インビザラインの検討材料として参考にしてください。

矯正前

  • 初回カウンセリング:無料~5,000円程度

  • 精密検査・診察:10,000~65,000円程度

  • 虫歯や歯周病治療:1回につき1,500~10,000円程度

  • 抜歯:1本あたり5,000~15,000円程度

インビザラインは、受診したらすぐに治療を開始できるわけではありません。

まずはカウンセリングで治療に対する疑問や不安、希望を話し合い、歯並びやマウスピース矯正の理解を深めていきます。カウンセリングは、無料~5,000円程度で行われることが多いです。

カウンセリングでインビザライン治療を受ける意思が確認できたら、精密検査に進みます。精密検査は治療計画を立てるために必要で、費用は10,000~65,000円程度が目安です。

精密検査の結果、虫歯や歯周病治療、抜歯などが必要と判断された場合は、処置を行います。

矯正中

  • 調整料:1回につき3,000円~10,000円程度

  • リファインメント:1回につき20,000円程度

治療中にマウスピースの調整や、必要に応じて研磨処置(歯の両サイドを削ってスペースを確保する処置)を行うことがあります。調整料の目安費用は3,000~10,000円程度です。

リファインメントとは、計画通りに矯正が進まなかった場合に行われる治療計画の立て直しのこと。追加のマウスピースを作成します。なお、インビザラインコンプリヘンシブでは、追加のマウスピースが必要になった場合でも追加費用が発生しないことが多いです。

矯正後

  • 保定装置料:10,000~60,000円程度

  • 観察料:1回につき3,000~5,000円

保定装置とは、マウスピースで動かした歯を固定するために装着します。インビザラインでは「ビベラリテーナー」が用いられますが、その他のリテーナーを選択した場合は追加費用が発生する可能性があります。

また、矯正治療後は歯の状態をチェックするために定期的な通院が必要です。1回につき3,000~5,000円程度かかります。

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【程度別】インビザラインの適用プランと費用目安

続いては、軽度~重度まで、歯並びの乱れの程度別にインビザラインの適用プランや費用目安を確認していきましょう。

歯並びの乱れの程度別の費用相場

例①:矯正後の後戻りといった軽度なケース:20万~50万円

「矯正後に後戻りが起こった」「1〜2本の歯だけを改善したい」など、軽度な乱れをなおすためには部分矯正が適しています。

  • 適用プラン:インビザラインエクスプレス・インビザラインGo

  • 費用目安:20万円〜50万円

例②:前歯のみといった中等度のケース:50万~80万円

骨格や奥歯の噛み合わせには問題がなく、出っ歯やガタガタな歯並び、すきっ歯などは、部分矯正で対応できる可能性があります。主に前歯周辺のみを矯正の対象とするため、比較的短期間で改善が期待できるでしょう。

  • 適用プラン:インビザラインライト・インビザラインGo・インビザラインモデレート

  • 費用目安:50万円〜80万円

例③:奥歯を含めた歯並び全体の改善が必要な重度のケース:80万~100万円

奥歯の噛み合わせ、ズレの大きい歯列などを改善する場合はマウスピースの作製枚数に制限がないインビザラインコンプリヘンシブが適しています。

  • 適用プラン:インビザラインコンプリヘンシブ

  • 費用目安:80万円〜100万円

なお、上記はあくまでも目安です。

自身の歯並びをきれいにするのにどのプランが適用なのか、どれくらいの費用がかかるかを知りたい場合は、矯正歯科で診断してもらいましょう。

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インビザラインの矯正費用はどう支払う?

財布からお札を出す女性

「インビザラインの費用はどう支払うのか」も気になるポイントの一つでしょう。

費用は治療ごとに調整費を支払う「処置別払い」と、治療開始前に提示された費用を一括または分割で支払う「トータルフィー制度」があります。

トータルフィー制度は、治療中に追加費用が発生しないのが特徴です。支払い方法は、クリニックによって取扱いが異なりますが、以下のようなものがあります。

現金

最も一般的な支払い方法です。一括で支払う場合は大金を持って行かないといけないため、不安に感じる方もいるでしょう。その場合は、銀行振込みに対応している歯科医院もあるため、事前に確認しておくと安心です。

クレジットカード

クレジットカード決済は、分割払いができたりポイントがたまったりとをメリットの多い支払い方法です。また、クレジットカードと一口に言っても VISAやJCB、MasterCard、American Expressなどさまざまなカードブランドがあり、取扱いはクリニックによっても違います。

各種電子マネー・QRコード

近年では、SuicaやiD、PayPayやLINE Payなどキャッシュレス決済が使えるクリニックもあります。利用できるかどうかは、クリニックのホームページやスタッフに直接問い合わせましょう。

デンタルローン

インビザラインによる歯科矯正費用は高額になるケースが多いので、デンタルローンを利用できる矯正歯科も増えています。

デンタルローンとは、歯科治療の支払いに限定したローンのことです。ローンを組んでくれる会社が、治療費を立て替えてくれます。かかった治療費+分割手数料を月々支払っていきます。

デンタルローンを利用した場合の、月々の分割料金の例を紹介します。

イオンプロダクトファイナンスのデンタルローンシミュレーションによって算出
※36回払い・金利(実質年率)5.0%で計算

例①:インビザラインの治療費50万円を分割払いする場合

インビザラインの治療費が50万円でデンタルローン(36回払い)を利用した場合の月々の分割料金は以下の通りです。

インビザラインの治療費50万円を分割払いする場合

例②:インビザラインの治療費100万円を分割払いする場合

インビザラインの治療費が100万円でデンタルローン(36回払い)を利用した場合の月々の分割料金は以下の通りです。

インビザラインの治療費100万円を分割払いする場合

【インビザライン矯正の費用を安くする】4つのポイント

インビザラインによる歯科矯正にかかる費用を安く抑えるには、以下のような方法があります。

インビザライン矯正の費用を安くする4つのポイント

部分矯正を検討する

前述したように、インビザラインの中にも種類があり、奥歯からなおす全体矯正に対応している種類もあれば、気になる前歯など部分的になおす部分矯正に対応している種類もあります。

もしインビザライン矯正にかかる費用を安くしたいなら、比較的費用が安く済む部分矯正を選択する方法もあるでしょう。部分矯正に対応しているインビザラインの種類には以下のようなものがあります。

  • インビザライン エクスプレス

  • インビザライン ライト

  • インビザライン Go

ただし上記のインビザラインの種類で歯並びをなおせるかどうかはドクターが診断します。

歯科医師により、

  • 歯並びの乱れが比較的軽度

  • インビザライン エクスプレス・インビザライン ライト・インビザライン Goで歯並びをなおせる

と判断されれば、部分的な矯正が可能になり、費用も比較的安く抑えられるでしょう。

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医療費控除を受ける

医療費控除とは、年間10万円以上の治療費を支払った場合に、支払った税金の一部が戻ってくる制度です。

インビザライン矯正で医療費控除を受けるには、機能面や健康面に問題がある歯並びであることが条件です。

たとえば、患者さんがすきっ歯や出っ歯などの見た目が気になる場合で矯正を始めても、歯科医師が機能性にも問題があると判断したら、医療費控除を受けられます。

そして医療費控除は歯科だけでなく、ほかの医療機関でかかる医療費も含めて、1年間で10万円を超えた場合に適用されます。医療機関で支払った領収書は大切に保管しておきましょう。

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治療費を明確に提示しているクリニックを選ぶ

インビザライン矯正治療を行っている矯正歯科の中には、治療にかかる料金を最初に提示する「トータルフィー制度」を採用しているところもあります。

トータルフィー制度は原則として、最初に提示された費用以外の追加の費用は発生しません。そのため、矯正期間が長期にわたる場合は、結果的に矯正費用を抑えられる可能性があります

一方、処置別払いのクリニックでは、矯正治療の基本料金のほかにかかる費用は追加料金として発生することが多いです。具体的には、基本料金のほかに以下のような料金がかかるケースがあります。

追加費用の種類

内容

費用

調整料

矯正期間中に装置の調整が必要になった場合にかかる費用

3,000〜10,000円程度

観察料

保定期間中の診察時にかかる費用

3,000〜5,000円程度

保定装置(リテーナー)料

保定装置(リテーナー)にかかる費用

10,000〜60,000円程度

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装着時間をできる限り守る

インビザライン矯正では、実際の歯の動きが当初の治療計画よりもズレてしまった場合、マウスピースを追加することがあります。

マウスピースの追加に対して別途料金が発生することがあり、その場合は20,000円程度/回が一般的です。(インビザラインのプランや、クリニックの料金体系によっては、追加費用が発生しない場合もあります。)

歯の動きが治療計画ようズレないように、マウスピースの装着時間(1日20時間以上)を守るよう心がけましょう

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補足:安いマウスピース矯正を選ぶ際の注意点

インビザライン矯正の費用の相場は20〜100万円と開きがあり、できるだけ安く済ませたいと考える人が多いでしょう。

またインビザラインのほか、安いマウスピース矯正ブランドが国内でも増えてきています。このような安いマウスピース矯正を選ぶ際は、以下のような点に注意しましょう。

  • 事前に丁寧な検査を行ってくれるか

  • メリット・デメリット双方を説明してもらえるか

  • トラブルに対応してもらいやすいか

以下の記事では、10万円でできる部分矯正の注意点について詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

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お金とスマホ

インビザラインによる歯科矯正にかかる費用は決して安くありません。しかしデンタルローンやクレジットカードによる分割払いや、医療費控除を受けることによって、負担を抑えることもできます。

歯科矯正は高額な治療費がかかるため戸惑うことも多いでしょう。しかし歯は一生もので、QOL(生活の質)に大きく関わる要素です。

今回紹介した内容を参考に、インビザラインの費用をしっかりと把握して、歯科矯正を前向きに検討してみてください。

マウスピース矯正 Oh my teeth(公式サイト)には、矯正範囲を上下前歯に限定することで、リーズナブルな価格を実現したBasicプラン(税込33万円)があります。 矯正プランの適合診断は無料で、不適合となった場合は提携クリニック(インビザライン導入クリニック含む)のご紹介も可能です。

まずはお気軽に無料診断へお越しください。

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+font-size:0.5rem+※歯並びの状態によっては複数回の通院が必要 ++

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