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最終更新日:2025年8月15日

インビザラインの部分矯正とは?適応症例やメリットをわかりやすく徹底解説

インビザラインの部分矯正の適応症例や費用目安など徹底解説

「前歯だけ整えたい」「すきっ歯を治したい」そんな悩みをお持ちの方に選ばれているのが、インビザラインによる部分矯正です。

透明なマウスピースを使って、気になる部分だけをピンポイントで整える治療法として、短期間・低コストで始められる点が注目されています。

本記事では、インビザラインの部分矯正で対応できる歯並びの条件・3つのプランの詳細・費用や治療期間の目安などを解説します。

インビザラインの部分矯正を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

吏帆子さんアイコン
歯科医師

太田 吏帆子

鶴見大学歯学部卒業。卒後、東京歯科大学にて研修。一般歯科、矯正歯科勤務。

インビザラインの部分矯正とは?全体矯正との違い

インビザラインとは

インビザラインの部分矯正は、一部の歯のみを限定して整える矯正方法です。

たとえば「上の前歯の隙間だけをおしたい」「斜めに生えている1本だけをまっすぐにしたい」など、気になる部分をピンポイントで矯正するのに適しています。

全体矯正との大きな違いは、治療範囲・期間・費用の3点。

部分矯正と全体矯正の違い

全体矯正は上下の歯列全体を整えるため、治療期間は1年〜3年程度かかり、費用も高額 になります。

一方、部分矯正は動かす歯の本数が少ない分、数ヶ月〜半年程度で完了することが多く、費用も抑えられるのが特徴です。

インビザラインの基礎知識は、以下の記事でわかりやすくまとめています。

インビザラインで部分矯正を行うメリット

部分矯正のメリット

インビザラインによる部分矯正は、見た目の改善だけでなく、治療の手軽さやコストパフォーマンスの面でも大きな魅力があります。

ここでは、部分矯正ならではの4つのメリットを詳しく見ていきましょう。

費用を抑えられる

部分矯正は歯を動かす距離や治療期間が短いため、矯正費用も全体矯正の半分程度に抑えられます。

インビザラインの全体矯正では80〜100万円ほどかかるケースが一般的ですが、部分矯正の場合は20〜40万円程度で治療が完了することもあります。

高額な費用がネックになっていた方も、利用しやすいでしょう。

短期間で矯正が完了する

インビザラインの部分矯正は、歯を動かす距離や本数が少ないため、矯正期間は短いのがメリットです。ケースによりますが、3〜6ヶ月程度で完了することも。

結婚式や就職といった大事なイベントを控えているなど「あまり時間をかけずに気になる部分だけをなおしたい」という方にも選ばれています。

一方全体矯正は、歯の大きな移動を必要とするケースが多く、その分治療期間も長くなります。

部分矯正の治療期間については、こちらの記事で詳しくチェックしてくださいね。

痛みが少ない

インビザラインの全体矯正と比べて、部分矯正は一部の歯だけに力を加えるので、痛みや負担は抑えられます。

もともと、マウスピース矯正は小さな力で少しずつ歯を動かすため、大きな力がかかるワイヤー矯正と比べて痛みを感じにくいです。部分矯正はさらに歯の移動距離が短いため、負担がより少ない傾向にあります。

とはいえ、必ずしも痛みが起こらないわけではありません。インビザラインの痛みの対処法については以下の記事もぜひ参考にしてください。

目立たない

インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、装着していても周囲に気づかれにくいのが特長です。

ビジネスシーンや接客業など、人前に出る機会が多い方でも、見た目を気にせず矯正できる点は大きなメリットです。

目立たない矯正方法の種類・値段についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

インビザラインの部分矯正で対応できる症例

インビザラインのマウスピース

インビザラインの部分矯正は、あくまで軽度から中等度の歯並びの乱れに対応する治療法です。

ここでは、インビザライン部分矯正で対応可能な代表的な症例を紹介します。

軽度~中度の歯並びのずれ(出っ歯・叢生・すきっ歯など)

部分矯正ができる例

インビザラインの部分矯正で対応できる主な症例には、以下のようなものがあります。

  • 前歯のみが前に出ている軽度の出っ歯

  • 部分的に歯が重なっている叢生(そうせい)

  • すきっ歯

これらは、抜歯を伴わずIPR(歯の表面をわずかに削る処置)でスペース確保が可能な範囲であれば、部分矯正で改善できる可能性が高いです。

また、骨格的なズレがないことも前提条件です。たとえば、骨格が原因の受け口や出っ歯などは、部分矯正だけでは対応できません。

IPRの注意点や非抜歯矯正で対応できる症例については、こちらの記事で詳しく解説しています。

矯正後の後戻り

インビザラインの部分矯正は、過去に矯正治療を行ったけれど、保定装置(リテーナー)の装着不足などで後戻りをしてしまった歯並びにもおすすめです。

後戻りの再矯正は、一度きれいな歯並びに整えているため、比較的短期間で治療が完了する傾向にあります。

インビザラインの部分矯正で治せない症例

セラミック矯正 費用3

インビザラインの部分矯正は便利で手軽な治療法ですが、すべての症例に適応できるわけではありません。

ここでは、部分矯正では対応が難しい代表的な症例とその理由を解説します。

抜歯が必要な歯並び

歯のガタつきが強く、IPRだけではスペースを確保できない場合には抜歯が検討されます。たとえば、重度の八重歯(叢生)や突出の強い出っ歯では、抜歯によるスペース確保が必要です。

抜歯を伴うケースは歯の移動距離も大きくなり、部分矯正の範囲では対応できないため、全体矯正が適用されます。

噛み合わせに問題がある

インビザラインの部分矯正は、見た目の改善には適していますが、噛み合わせの調整には向いていません。

以下のような噛み合わせの問題がある場合は、全体矯正が必要になることが多いです。

  • 過蓋咬合(かがいこうごう):上下の前歯が深く重なる

  • 開咬(かいこう):奥歯で噛んでも前歯が閉じない

噛み合わせのズレは歯だけでなく顎関節や咀嚼機能にも影響するため、慎重な治療計画が必要です。

骨格に問題がある

骨格が原因の出っ歯や受け口などは、部分矯正では対応できません。 特に、下顎が前に出ている「骨格性の受け口(下顎前突)」や、顔つきまで影響する大きな骨格のズレがある場合は部分矯正で対応できない代表的な症例です。

外科的矯正治療(外科手術+矯正)が必要になることもあります。

骨格由来の不正咬合は、見た目だけでなく健康への影響も大きいため、専門的な診断が重要です。

インビザラインの部分矯正プランと費用・期間

invisalign プラン 早見マップ 

インビザラインには5つのプランがあり、そのうち「エクスプレス」「ライト」「Go」の3つが部分矯正に対応したプランです。

それぞれ使用できるマウスピースの枚数や適応症例、費用相場、治療期間が異なります。

歯並びの状態や希望する治療ゴールによって、歯科医師が適したプランを診断します。

種類

治療範囲

適応症例

枚数

費用相場

治療期間

インビザライン エクスプレス

部分矯正

ごく軽度の不正歯列

最大7枚

20〜40万円

3〜4ヶ月

インビザライン ライト

部分矯正※

軽度の不正歯列

最大14枚

45〜65万円

最大5ヶ月

インビザライン Go

部分矯正

比較的軽度の不正歯列

最大20枚

35〜50万円

最大7ヶ月

インビザライン モデレート

全体矯正

中度の不正歯列

最大26枚

70〜90万円

1年程度

インビザライン コンプリヘンシブ

全体矯正

重度の不正歯列

最大99枚

80〜100万円

1年半〜3年程度

※インビザライン ライトは矯正範囲に制限はないですが、マウスピースの最大枚数が限られているため部分矯正として用いられることが多いです。
※クリニックによって取り扱っているプランの種類は異なります。

インビザライン エクスプレス

インビザラインの中で最も軽い症例に対応したプランです。わずかなズレや後戻り防止などに適しています。

  • 治療範囲:軽度の歯並びの乱れ(前歯のみ)

  • マウスピースの上限:7枚まで

  • 治療期間:約3ヶ月

  • 費用相場:20万円〜40万円前後

短期間・低コストでの矯正が可能ですが、対応できる範囲は限定的なので、事前の精密診断が不可欠です。

インビザライン ライト

軽度のでこぼこ・出っ歯・すきっ歯などに利用されるプランです。

前歯を改善するときに、歯並び全体を少し矯正しなければならないケースに適しています。

  • 治療範囲:軽度の歯列不正

  • マウスピースの上限:14枚まで

  • 治療期間:約4〜6ヶ月

  • 費用相場:45万円〜65万円前後

すべての歯の移動が可能ですが、マウスピースは最大14枚に限定されているため、奥歯を大きく動かす矯正には向いていません。

【あわせて読みたい】

インビザライン Go

動かせる範囲は、大臼歯を除く前から5番目の小臼歯までに限定されたプランです。

軽度〜中等度の症例に対応しており、比較的広い治療範囲で調整が可能です。

  • 治療範囲:前歯〜小臼歯まで(上下20本)

  • マウスピースの上限:20枚程度(システム自動判断)

  • 治療期間:約6ヶ月前後

  • 費用相場:35万円〜50万円前後

インビザライン Goは、専用のスマホアプリで口腔内を撮影し、アップロードするだけで、すぐに矯正可能かどうかを判定できます。

まずはインビザラインで部分矯正ができるか相談してみよう

インビザラインの部分矯正は、短期間・低コスト・目立たないという大きなメリットがあります。

しかし、すべての方に適応するわけではなく、軽度の不正咬合に限定されています。

特に、噛み合わせや骨格の状態によっては、部分矯正が難しいケースもあるため、正確な診断が欠かせません。あなたの歯並びに最適な矯正方法を選択するためにも、まずはお近くのクリニックに相談へ行ってみましょう。

また、 マウスピース矯正 Oh my teeth導入クリニックでも、無料で歯並び相談ができます。

あなたの今の歯並び3Dで可視化し、3Dデータを見ながら、歯科医師に直接歯並びの悩みを相談していただけます。

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独自プランとインビザラインの両方を取り扱っており、一人ひとりの症例やニーズに応じた治療法を提案できます。

「まずは相談だけでもしてみたい」という方も大歓迎です。 今の歯並びに不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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