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マウスピース矯正
最終更新日:2023年10月5日

インビザライン ライトとは?特徴・メリット・デメリットと他のプランとの違いを紹介

インビザライン ライトは軽度の症例に対応できるプランです。本記事ではインビザライン ライトの特徴・メリット・デメリットを紹介します。Goやフルといったほかのプランとの違いも紹介しているので、インビザライン矯正を検討している方は必見です。

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歯科医師

吉良 佳子

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニック 所属歯科医師。福岡歯科大学歯学部卒業。卒後、東京歯科大学にて研修。在学中、イギリス、リヴァプール大学にて研修。

「インビザライン ライトってどんなプラン?」
「インビザライン Goと何が違うの?」

このような疑問を持っていますか?インビザラインには6つのプランがあり、インビザライン ライトは、軽度の不正咬合に適しているプランです。

本記事では、インビザライン ライトの特徴や適応症例、メリット・デメリットなどを紹介。インビザライン Goやインビザライン コンプリヘンシブ(インビザライン フル)との違いも紹介しますので、本記事を読めばどのプランを選ぶべきかがわかりますよ。

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インビザライン ライトとは?

インビザラインの矯正プランごとの費用と期間の目安

画像出典元:インビザライン

インビザライン ライトは、軽度の不正咬合(悪い噛み合わせや歯並び)に適応されるインビザライン矯正のプランです。

最大14枚のマウスピースを用いて、歯並びと噛み合わせを整えます。治療期間は3~5ヶ月と短く、治療開始日から2年以内であれば、追加アライナー(マウスピース)を2回までオーダーできます。

インビザライン ライトは動かせる範囲に制限がないため奥歯も動かせます。しかし、マウスピースの枚数が14枚と制限されているため、奥歯を大きく動かす全体矯正には向いていません。そのため、部分矯正として用いられていることが多いです。

以下の記事では、インビザラインについて詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

インビザライン ライトの適応症例

インビザライン ライトは、以下の症例に対応しています。

  • 軽度の出っ歯

  • 軽度の受け口

  • 軽度のガタガタの歯並び

  • 軽度のすきっ歯

  • 矯正後の後戻り

奥歯も動かせるため、噛み合わせの調整や歯列を少し広げる必要がある症例にも対応できます。ただし、マウスピースの枚数が14枚までと制限されているため、軽度な症例に限られています。

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インビザライン ライトのメリット

インビザライン

インビザライン ライトのメリットは、短期間でリーズナブルにインビザライン矯正ができることです。また、他のプランやマウスピース矯正と同様に、マウスピースは透明で目立ちにくく、食事と歯磨きの際に外せるメリットがあります。

インビザライン ライト特有のメリットは、以下の通りです。

  • 費用が抑えられる

  • 治療期間が短い

  • 全ての歯を動かせる

費用が抑えられる

通常、インビザラインは全体矯正の場合、80〜100万円程度の費用がかかります。一方、インビザライン ライトは、45〜65万円程度と比較的リーズナブル。

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治療期間が短期間で済む

インビザラインの全体矯正は、1年半〜3年程度かかるのが一般的です。しかし、インビザライン ライトは、治療期間が最大5ヶ月とされています。短期間で矯正治療が完了するため、負担が少なくて済みます。

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全ての歯を動かせる

インビザライン ライトは、奥歯を含めた全ての歯を動かせます。移動範囲に制限がないため、奥歯を含めた噛み合わせの調整や歯列を広げるなど、幅広い動きが可能です。

インビザライン ライトのデメリット

インビザライン ライトのデメリットは、マウスピースの枚数に制限があるため、適応症例が軽度なものに限られていることです。また、他のプランやマウスピース矯正と同様に、1日20時間以上マウスピースの装着が必要になり、自己管理が求められます。

インビザライン ライト特有のデメリットは、以下の通りです。

  • マウスピースの枚数に制限がある

  • 適応症例が限られている

  • 追加できる回数が限られている

マウスピースの枚数に制限がある

インビザライン ライトのマウスピースの枚数は、14枚までと制限があります。そのため、軽度の症例であってもマウスピースの枚数が多くなるような症例は適用されません。

適応症例が限られている

インビザライン ライトは奥歯も動かせますが、マウスピースの枚数が最大14枚までと制約があり、軽度な症例に限られています。

また、14枚という制限の中で適切な治療計画を立てるためには、ドクターの知識や技術が必要です。そのため、多くのクリニックではインビザライン ライトを前歯の部分矯正として取り扱っています。

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追加できる回数が限られている

インビザライン矯正では、当初の治療計画と実際の歯の動きにずれが生じることがあります。この場合、マウスピースを追加してずれを解消する「リファインメント」と呼ばれる処置が必要になります。

インビザライン矯正では、リファインメントを行うことは珍しくありません。症例によって2~5回必要になることもあります。ただし、インビザライン ライトは、追加アライナー(マウスピース)は2回までとなり、回数には制限があります。

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インビザライン ライトとほかのプランとの違い

インビザラインは、6つのプランがあります。以下の表はそれぞれの違いについてまとめたものです。

種類

治療範囲

適応症例

費用相場

枚数

治療期間

インビザライン コンプリヘンシブ

全体矯正

重度

80〜100万円

最大99枚

1年半〜3年程度

インビザライン モデレート

全体矯正

中度

70〜90万円

最大26枚

1年程度

インビザライン Go

部分矯正

比較的軽度

35〜50万円

最大20枚

最大7ヶ月

インビザライン ライト

部分矯正

軽度

45〜65万円

最大14枚

最大5ヶ月

インビザライン エクスプレス

部分矯正

ごく軽度

20〜40万円

最大7枚

3〜4ヶ月

インビザライン ファースト

小児矯正

6~10歳の子ども

40万〜80万円

制限なし

1年半以内

インビザライン ライトを検討している方の中には、インビザライン Goやモデレート、コンプリヘンシブ(フル)との違がわからないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれの違いについて紹介します。

インビザライン Goとの違い

インビザライン ライトとインビザライン Goの大きな違いは、歯を動かせる範囲です。インビザライン ライトは奥歯まで動かせるのに対して、インビザラインGoは前から5番目の歯(第2小臼歯)までしか動かせません。

ただ、インビザライン ライトで使用できるマウスピースの枚数は最大14枚に対して、インビザラインGoは最大20枚まで使用できます。そのため、インビザライン Goの方が歯を大きく移動できます。

インビザラインGoは、以下の症例に対応しています。

  • ガタガタの歯並び

  • 出っ歯

  • 開咬

  • すきっ歯

  • 交叉咬合

いずれも軽度~中度の症例に対応しています。インビザラインGoは、虫歯や歯周病治療など歯科治療全般を行う一般歯科医(GP)向けに提供されているプランであるため、導入しているクリニックも多いです。費用面では、インビザラインGoの方が抑えられる傾向にあります。

インビザライン モデレートとの違い

インビザライン モデレートは、最大26枚のマウスピースを使用できるプランです。インビザライン ライトよりもマウスピースの枚数が最大8枚多いため、歯を大きく移動させることが可能です。

非抜歯でなおかつ奥歯を後方に動かす必要のない軽度~中度の症例に対応しています。インビザライン モデレートは、 インビザライン ライトではマウスピースの枚数が足りない方に向いているプランと言えるでしょう。

インビザライン コンプリヘンシブ(インビザライン フル)との違い

インビザライン コンプリヘンシブは、インビザライン矯正の中でも最も適応症例が広いプランです。以前は、「インビザライン フル」と呼ばれていました。

奥歯も動かせる点ではインビザライン ライトと変わりませんが、マウスピースの枚数に制限がなく、軽度~重度まで幅広い症例に対応できます。それにより、インビザライン矯正のプランの中で最も費用は高額になります。

インビザライン矯正のプランは目的に合わせて選ぼう

インビザラインは、治療のゴールに合わせてプランを選ぶことが大切です。インビザラインを提供しているクリニックは無料相談を設けているところもあります。

どのプランが適しているかは、まずはクリニックの相談に行きましょう。歯並びの悩みや希望する治療方法、予算などをドクターと話し合って自分に合ったプランを選びましょう。

通わないマウスピース矯正 Oh my teethの上下前歯の部分矯正プラン(Basicプラン)

矯正開始後の定期的な通院が原則不要のマウスピース矯正 Oh my teeth。Oh my teethには、上下前歯に特化した部分矯正プラン「Basic プラン」があります。

マウスピース矯正 Oh my teethの矯正プラン

以下は、インビザライン ライトとOh my teeth Basicプランのポイントをまとめた表です。

インビザライン ライト

Oh my teeth Basicプラン

価格

45〜65万円

一律33万円

期間目安

最大5ヶ月

平均3ヶ月

治療範囲

部分矯正

部分矯正

通院回数

1〜3ヶ月に1回程度

矯正開始後の定期通院は原則不要

治療中のサポート

クリニックにより異なる

専属医療チームによる24時間LINEサポート

※Oh my teethは歯並びの状況によっては複数回通院が必要です。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。

Oh my teethは、テクノロジーを活用して矯正体験を進化させたマウスピース矯正ブランドです。費用は、治療期間に関係なく一律の料金体系となっており、追加費用はかかりません

従来のマウスピース矯正では不安の解消や進捗チェック、装着指導など、通院が必要なケースがありましたが、Oh my teethではこれらをリモートで管理できます。

インビザライン ライトが対象になる方で、前歯の不正咬合の改善を目的としているなら、Oh my teeth Basicプランも検討してみてくださいね。

矯正プランの適合診断は無料です。

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