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最終更新日:2025年4月28日

キレイラインとインビザラインの違いは?どっちがいい?特徴・適応範囲・費用などを比較

キレイラインとインビザラインの違い

キレイラインとインビザラインは、目立たずに歯並びが整えられるマウスピース矯正です。

ただ、具体的にどんな違いがあるのかわからない方もいるでしょう。

そこで今回は、それぞれの特徴・適応範囲・費用・治療期間、選び方のポイントなどを紹介します。

この記事を読めば、キレイラインとインビザラインの違いがわかり、どちらを選べばいいか悩んでいる方でも自分に合ったマウスピース矯正を選択できますよ。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

キレイラインとは?

キレイラインは、SheepMedical Technologies株式会社が提供しているマウスピース矯正サービスです。

「高額な費用を理由に、歯科矯正を諦めてほしくない」という思いから誕生しました。

2025年4月に8周年を迎え、提携クリニックの数は125件を突破。(2024年9月時点)

現在12万人以上のユーザーがキレイラインを利用してマウスピース矯正を行っています。

1回2.2万円でお試しが可能で、マウスピース矯正を始める前に「ちゃんと続けられるだろうか?」といった不安を解消できます。

低価格帯のマウスピース矯正の中でも知名度があるブランドの一つです。

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インビザラインとは?

インビザラインとは

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社の日本法人であるインビザライン・ジャパン株式会社が提供しているマウスピース矯正サービスです。

独自に開発した3D画像技術とソフトウェア、CAD/CAMシステムを使用して、精度の高いマウスピースを提供しています。

部分矯正から全体矯正まで幅広い症例に対応できるのが特徴です。

2023年3月までに世界1,500万人以上のユーザーがインビザラインを利用してマウスピース矯正を行っています。

世界一の治療実績を誇り、最もポピュラーなマウスピース矯正として有名です。

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キレイラインとインビザラインの共通点は「マウスピース矯正」であること

キレイラインとインビザラインは、どちらもマウスピース型の矯正治療です。

目立ちにくく、取り外しができるなどの特徴があります。

ここでは、マウスピース矯正のメリットとデメリットを簡単に整理しておきましょう。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正の主なメリットはこちらです。

  • 矯正装置が目立たない

  • 虫歯や歯周病のリスクが下がる

  • 痛みが比較的少ない

  • 治療時間が短縮できる可能性がある

  • 治療シミュレーションを事前に確認できる

  • ホワイトニングと並行できる

  • 金属アレルギーのリスクがない

中でも大きな魅力は、装置が目立たない点です。
「人前に出ることが多い」「矯正中だと気づかれたくない」といった方にとっては、マウスピース矯正のメリットは大きいでしょう。

さらに、取り外しができることで口内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えられるのもポイント。

また、矯正中でもホワイトニングが可能で、歯の色も一緒に整えたい方にぴったりの方法です。

金属を使わないため、金属アレルギーが心配な方でも安心して治療を進められます。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正には、いくつか気をつけたいポイントもあります。

  • 毎日20時間以上の装着が必要

  • 自己管理が苦手だと治療が進まないことがある

  • 対応できない症例がある

  • 装着中は飲食ができない

マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が必要です
そのため、自己管理が苦手な方にとってはやや負担に感じることもあるかもしれません。

また、症例によってはマウスピースだけでは対応が難しく、ワイヤー矯正が必要になるケースもあります。

さらに、装着中は水以外の飲食ができないため、飲食のたびにマウスピースを外す必要があります。外食や間食が多い方は不便に感じることがあるかもしれません。

キレイラインとインビザラインの違いをカテゴリごとに紹介

キレイラインとインビザラインは、どちらも透明なマウスピースを装着して歯並びを整える点では共通しています。

しかし、適応範囲や通院頻度、費用などは異なる点も

ここでは、カテゴリごとにキレイラインとインビザラインの違いをご紹介します。

比較カテゴリ
  • 【適応範囲】の違い

  • 【治療のしくみ・システム面】の違い

  • 【治療のスケジュール・負担】の違い

  • 【コスト・費用】の違い

  • 【見た目】の違い

  • 【治療中の体感】の違い

【適応範囲】の違い

キレイラインでは、主に軽度の歯並びの乱れを対象にしています。骨格に問題があるケースや、重度な歯並びの乱れには対応できません。

キレイラインで治せる歯並びは、以下の通りです。

  • ガタガタの歯並び(叢生)

  • 出っ歯(上顎前突)

  • 受け口(下顎前突)

  • すきっ歯(空隙歯列)

  • 前歯が閉じない(開咬)

  • 深い噛み合わせ(過蓋咬合)

  • 正中のずれ

キレイラインで治せる歯並びは、インビザラインでも対応可能です

ただし、プランが5種類あり、適応範囲が異なります。

プランの種類

適応範囲

適応症例

インビザライン エクスプレス

部分矯正

ごく軽度の不正咬合

インビザライン ライト

部分矯正

軽度の不正咬合

インビザライン Go

部分矯正

軽度~中度の不正咬合

インビザライン モデレート

全体矯正

中度の不正咬合

インビザライン コンプリヘンシブ

全体矯正

重度の不正咬合

抜歯が必要とされるケースも対応できるため、マウスピース矯正の中でも適応範囲が広いです。

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【治療のしくみ・システム面】の違い

キレイラインとインビザラインは、どちらもマウスピース矯正ですが、治療の流れやシステムには違いがあります。

マウスピースの装着時間や型取りの回数、ホワイトニングとの併用可否など、細かな点を見ていくと、それぞれの特徴がよりはっきりしてきます。

以下では、治療の進め方に関わるポイントを比較してみましょう。

マウスピースの装着時間

キレイラインは1日20時間以上のマウスピースの装着が推奨されています。

一方、インビザラインも1日20時間以上の装着が必要ですが、推奨は1日22時間以上とされています。

型取りの回数

キレイラインは、通院の度に歯型取りを行い、歯科技工士がマウスピースを作製します。

インビザラインは、1回の歯型取りだけで治療完了までシミュレーションが行え、マウスピースを作製することが可能です。

ホワイトニングの可否

どちらもホームホワイトニングと併用できます。

キレイラインでは、契約内容に応じてホワイトニング剤が1~4本セットで提供されるので、お得に始められます。

インビザラインの場合、ホワイトニング剤の別途購入が必要です。

また、アタッチメントがついていると仕上がりにムラができる可能性があるため、歯科医師と相談し、適切なタイミングで行いましょう。

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開始できる年齢

キレイライン公式サイトによると、対象年齢は男性16歳以上・女性14歳以上とされています。

この年齢は、前歯の歯の根っこが完成する時期を指しており、対象年齢に達していなくても根っこが完成していればキレイライン矯正が可能です。

ただし、年齢に達しているにもかかわらず歯の根がまだ完成していない場合は、経過観察が必要です。

また、キレイラインでは3〜12歳くらいの子供を対象にした小児矯正「キレイラインKIDS」の提供もしています。

一方、インビザラインの対象年齢は、永久歯が生え揃う15歳頃から可能です。

また、6〜12歳くらいの子供を対象にした「インビザライン・ファースト矯正」も提供しています。

【治療のスケジュール・負担】の違い

矯正を始めると、日々の生活にも少しずつ影響が出てきます。

とくに「どれくらい通院が必要か」「どれくらいの期間で終わるのか」は、治療を受けるうえで気になるポイントではないでしょうか。

ここでは、キレイラインとインビザラインそれぞれの通院頻度や治療期間について、比較しながら見ていきましょう。

通院頻度

キレイラインは支払い方法によって通院頻度が異なります

  • 都度払い:1か月半に2回

  • コース払い:3か月に2回

インビザラインは、症例にもよりますが1~3ヶ月に1回の通院が必要になります。

治療期間

キレイラインの治療期間の目安は、5ヶ月~1年3ヶ月です。歯並びの状態によって大きく異なります。

インビザラインは、プランによって治療期間の目安が異なります

プランの種類

治療期間の目安

インビザライン エクスプレス

3~4ヶ月

インビザライン ライト

最大5ヶ月

インビザライン Go

最大7ヶ月

インビザライン モデレート

1年程度

インビザライン コンプリヘンシブ

1年半~3年程度

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【コスト・費用】の違い

キレイラインは、初回は2.2万円、2回目以降は5.5万円と通院回数に応じて費用は変動

初回契約時にコースで契約すると、費用を抑えることが可能です。キレイラインの費用は以下になります。

内訳

費用

初診検診・再診料

3,300円程度(クリニックによって異なる)

初回お試し

2.2万円

2回以降(都度払い)

5.5万円

4回コース

17.6万円

7回コース

31.9万円

10回コース

46.2万円

拡大床

4.4万円

リテーナー(マウスピース型)

2.2万円

リテーナー(プレート型)

6.6万円程度(クリニックによって異なる)

リテーナー(ワイヤー型固定式)

6.6万円

インビザラインはプランやクリニックによって異なります。費用相場は以下の通りです。

プランの種類

費用相場

インビザライン エクスプレス

20万~40万円

インビザライン ライト

45万~65万円

インビザライン Go

35万~50万円

インビザライン モデレート

70万~90万円

インビザライン コンプリヘンシブ

80万~100万円

上記の費用に加えて、診査・診断料、調整料、観察料などが必要になります。

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【見た目】の違い

インビザラインのマウスピースとマウスピースケース

どちらも薄くて透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくいのが特徴です。

キレイラインの場合は歯を並べるスペースを確保するために「拡大床」と呼ばれる装置を併用することがあります。

この装置も透明なプラスチックでできているため、ほとんど目立ちません。

インビザラインでは、歯を動かすために「アタッチメント」と呼ばれる装置を歯の表面につけます。

アタッチメントは歯の色と同じ樹脂を使用するため目立ちにくいですが、凹凸が気になる方もいるかもしれません。

また、顎間ゴムを使用する場合は、口を開けると見えることがあります。

【治療中の体感】の違い

マウスピース矯正は見た目だけでなく、「つけ心地」や「痛みの感じ方」も気になるポイント。

治療を始めた人からは、「思ったより痛くなかった」「最初は違和感があったけど慣れた」など、さまざまな声が聞かれます。

ここでは、キレイラインとインビザラインそれぞれの「治療中の体感の違い」について見ていきましょう。

痛みの強さ

キレイラインは、ソフト・ハードといった硬さの異なるマウスピースを交互に使用。

この方法により、少しずつ歯を動かしていくため痛みが少ないとされています。

インビザラインは、「SmartTrack(スマートトラック)」と呼ばれる弾力のあるマウスピースを使用するため、痛みが少ないです。

ただし、どちらも初めてマウスピースを装着した際や交換した直後は、痛みを感じるケースが多いです。

また、痛みの感じ方には個人差があります。

装着感の違い

キレイラインのマウスピースは、縁がほんの少し歯ぐきを覆う形状をしているため、安定した装着感があります。

ただし、拡大床を併用する場合は、違和感が大きくなることも。

インビザラインのマウスピースは縁が歯の形に沿った波形をしているため、違和感が少なく、より自然な装着感が得られます。

ただ、どちらも歯列に大きな装置を口の中に入れるため、慣れるまでは違和感を覚えやすいです。

キレイラインは「手軽に始めたい」「前歯だけ気になる」人向き

キレイラインは、前歯の歯並びが少し気になる…というような軽度の症例に対応しているマウスピース矯正。

対応範囲は主に前歯の部分矯正に限られますが、短期間・低コストで始められるのが大きな魅力です。

  • 「まずは気になる前歯だけ整えたい」

  • 「費用はできるだけ抑えたい」

  • 「できるだけ通院を少なくしたい」

このような方には、キレイラインが向いているでしょう。

インビザラインは「全体矯正が必要そう」「長期でも確実に整えたい」人向き

インビザラインは、部分矯正はもちろん、奥歯を含めた全体矯正にも対応できるマウスピース矯正です。

症例に応じて柔軟に対応できるため、歯並びをしっかり整えたい方に適しています。

  • 「奥歯のかみ合わせも気になっている」

  • 「少し時間がかかってもいいから、確実に整えたい」

  • 「歯列全体のバランスをしっかり整えたい」

このような方は、インビザラインの方が安心感があるでしょう。

キレイラインからインビザラインに移行できる?

キレイラインからインビザラインに移行できるかどうかは、歯並びの状態や治療の進捗度などによって異なります

移行する場合、治療計画が変更になるため、新たに時間と費用がかかることを考慮しておきましょう。

また、キレイラインを提供しているクリニックでは、インビザラインを取り扱っていないことも。

そのため、まずは担当のドクターとよく相談し、移行の可否や治療計画などについて話し合うことが重要です。

まずは矯正相談に行ってみよう

キレイラインとインビザラインは同じマウスピース矯正であっても特徴が異なります。

どちらもメリット・デメリットがあるので、選択する前には十分な情報を集め、実際に矯正相談に行くことをおすすめします。

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