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マウスピース矯正
最終更新日:2024年10月25日

マウスピース矯正の通院頻度はどれくらい?通院が少ないメリット・デメリットを解説

メンテナンスを受ける女性

「マウスピース矯正の通院頻度は低いと聞くけど本当?」

「通院回数が少ないほうがいいけど大丈夫?」

マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて通院頻度が低く、忙しい方でも無理なく治療に臨める矯正方法です。一方で、「通院回数が少なくて本当に大丈夫?」と不安に感じる方は少なくありません。

そこで本記事では、マウスピース矯正の通院頻度や通院回数が少ないことのメリット・デメリットを解説します。「通院頻度が低いマウスピース矯正は魅力だけど、ちょっと心配」という方は、この記事を読んで不安や疑問を解消してくださいね。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

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マウスピース矯正の通院頻度はどれくらい?

マウスピース矯正の通院頻度はどれくらい?通院が少ないメリット・デメリットを解説

マウスピース矯正は「目立たない矯正」として人気が高まり、近年では広く知られるようになりました。

しかし、まだ情報量は決して多くなく「マウスピース矯正はどれくらいの頻度で通院するの?」と疑問に思う方も多いはず。

ここでは「マウスピース矯正を試してみたいけど、通院頻度が気になる」という方のために、マウスピース矯正における通院頻度の考え方について解説します。

そもそもマウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは、オーダーメイドで製作した透明なマウスピースを用いて歯並びを整える矯正方法のこと。マウスピースは一人ひとりの歯型にフィットするように、3Dスキャンなどの最先端技術を駆使して作られています。

1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら、理想の歯並びに近づけていく治療法です。ただし、マウスピース矯正は適応症例が限られているため、マウスピース矯正を希望されるすべての方が治療を受けられるとは限りません。

マウスピース矯正に適合するかどうかの自己判断はむずかしいため、まずはクリニックでの診断が必要です。

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マウスピース矯正の通院頻度は「2〜3ヶ月に1回」が多い

マウスピース矯正の通院頻度は、2〜3ヶ月に1回が一般的です。また、マウスピース矯正の開始直後はトラブルが起きやすいことを考慮して、1ヶ月1回の通院を推奨しているクリニックもあります。

マウスピースに慣れるまでは正しく装着できていないケースは多く、計画通りに歯が動かなかったり口内炎ができたりするのを防ぐためにあえて通院頻度を多くしているクリニックも少なくありません。

ただし、通院頻度は症例や治療の進捗状況、クリニックごとの考え方によって異なるので、歯科医師の指示に従うことが大切です

定期通院不要のマウスピース矯正もある

最近では、通院することなく歯並びを整えられる「通院不要」のマウスピース矯正ブランドも登場しています。通院不要のマウスピース矯正は、その名の通り定期的に通院する必要がありません。

ただし、通院不要とはいえ歯科医師による矯正前診断や矯正前処置(※研磨処置やアタッチメントの設置)のために、最低でも1〜2回の通院が必要です。マウスピース矯正期間中は通院する必要はなく、オンラインツールを活用しながら歯科医師の指導のもとで治療を進めていきます。途中でトラブルなどが起きない限りは、基本的に治療完了まで通院が不要です。

仕事や子育てなどで忙しく、通院時間を確保できない方に向いている治療法だといえるでしょう。

マウスピース矯正の Om my teethも、最低1回の来院で歯並びを整えていただけるマウスピース矯正ブランドです。

こちらはBasicプラン(上下前歯に特化した部分矯正プラン)をご利用で、4ヶ月で気になる出っ歯が改善されいます。

出っ歯 症例

こちらもBasicプランをご利用で、上下前歯のガタつきを整えた症例です。

症例 BA 5写真

「歯科矯正は試してみたいけど、忙しくて通院できない」「引っ越しが多く通院できないから、歯科矯正は諦めている」という方は、定期通院不要のマウスピース矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

Oh my teethでは専属医療チーム(歯科医師・歯科衛生士・Oh my teethの経験者・矯正経験者で構成)がみなさんのマウスピース矯正生活を24時間LINEサポートでサポートします。

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マウスピース矯正 vs ワイヤー矯正|通院頻度が低いのは?

先述した通り、マウスピース矯正は2〜3ヶ月に1回が一般的な通院頻度ですが、対してワイヤー矯正はおよそ1ヶ月に1回の通院が必要です

ワイヤー矯正の通院頻度が高くなる理由は、次の3点が考えられます。

理由

詳細

◎ワイヤー調整が必要なため

月に一度のペースで歯科医師がワイヤーを締めて、歯にかける圧力を調整する必要がある。患者自身で調整できないため、通院が必須

◎進捗状況の確認が必要なため

予定通りに歯が動いていない場合には、ワイヤーの細かい調整や治療計画の見直しをしなければならない

◎口腔トラブルを未然に防ぐため

歯科矯正中の虫歯や歯周病は進行すると治療の中断につながるケースもあり、早期発見・早期治療が重要。特に、ワイヤー矯正は矯正装置を取り外せないため、歯磨きがむずかしく虫歯や歯周病のリスクが高い

ワイヤー矯正について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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マウスピース矯正|通院頻度が低いことのメリット

デメリット

通院頻度が低いメリットとして、次の3点があげられます。自分にとって通院頻度の低さがメリットになるか、自身のライフスタイルと照らし合わせて考えてみましょう。

通院頻度が低いことのメリット
  • 時間を節約できる

  • お金を節約できる

  • 遠方に住んでいても通院の負担が少ない

時間を節約できる

通院頻度が低いことで時間を節約できるのは、大きなメリットです。通院には、診察時間だけでなくクリニックまでの移動時間(往復)やクリニックでの待ち時間もあるため、通院回数が減ることで時間の節約につながります

また、仕事で忙しい方は通院のために、貴重な有給休暇や半休(半日休暇)を取らないといけない場合もあるでしょう。その点、マウスピース矯正は通院頻度が低いため、忙しい方でも通院の負担を軽くできる矯正方法といえるでしょう。

お金を節約できる

通院頻度が低いと、お金の節約にもつながります。一般的な通院型の矯正クリニックの場合、1回の診察で3,000〜5,000円ほどの調整料がかかるためです。(※調整料が治療費用に含まれていることもある)

場合によっては、クリニックまでの電車代やバス代、タクシー代といった交通費も必要です。

仮に1回の通院で調整料と移動費を合わせて5,000円ほどかかるとすると、月に1回の通院だけでも1年間で6万円の出費となります。このように、通院回数が少ないことは、余分な出費が減りお金の節約につながります。

遠方に住んでいても通院の負担が軽い

マウスピース矯正は通院頻度が低く、遠方に住んでいても矯正ができるのはメリットです。毎月のように遠方のクリニックへ通院が必要となると、移動時間に加え移動費もかかり金銭的にも大きな負担になります。

地域によっては矯正歯科がないところも多いため、通院頻度が少なくて済むマウスピース矯正は強い味方になってくれるでしょう

実際、 Oh my teethのユーザーでもこの通院頻度の低さを有効に利用して、東京のクリニックでマウスピース矯正を始めて地方や海外で治療を続けている方もいます。マウスピース矯正は通院頻度が低いため、自宅近くに矯正歯科クリニックがない場合でも、選択肢を広げてクリニック選びができるでしょう。

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マウスピース矯正|通院頻度が低いことのデメリット

デメリット

マウスピース矯正は通院頻度の低さがメリットの一つですが、反対に人によってはデメリットにもなりえます。

マウスピース矯正の通院頻度が低いことでデメリットとして捉えられる理由は、下記の2点が考えられます。

通院頻度が低いことのデメリット
  • 矯正治療に対する強い意志が求められる

  • 虫歯・歯周病の発見が遅れる可能性がある

矯正治療に対する強い意志を求められる

対面による歯科医師の診察が少ないと、モチベーションが低下し治療への意欲が落ちることもあります。治療への意志が弱くなるとマウスピース矯正の途中離脱につながるため、治療への向き合い方がより重要になります。

治療の途中離脱を防ぐためにも、通院頻度が低いマウスピース矯正はモチベーションの維持や治療への意欲低下を防ぐための工夫が必要です

「モチベーションを維持できるか不安」という方は、サポート体制が整っているクリニックを選ぶことをおすすめします。手厚いサポート体制があるクリニックであれば、辛いときには相談にのってくれたりアドバイスをくれたりして、あなたの背中を押してくれるはずです。

虫歯・歯周病の発見が遅れる可能性がある

診療は、虫歯や歯周病を発見する機会にもなります。その点においては、マウスピース矯正の通院頻度の低さはデメリットになりえます。なぜなら、虫歯や歯周病の進行度合いによってはマウスピース矯正を中断して、虫歯などの治療が優先されるケースもあるためです

また、虫歯治療で歯を大きく削ったり長期間治療を中断したりすると、マウスピースの作り直しが必要になることもあります。予期せぬトラブルで治療の中断や余計な出費を防ぐためには、マウスピース矯正中はより口腔ケアに注意が必要です。

もし「歯がズキズキ痛む」「歯が動く痛みとは異なる痛みが続いている」など違和感があるときは、早期発見・早期治療が重要ですので早めにチェックしてもらいましょう。

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なぜマウスピース矯正は通院頻度が低くても大丈夫なの?

マウスピース矯正の通院頻度はどれくらい?通院が少ないメリット・デメリットを解説

「マウスピース矯正は、なぜ通院頻度が低くても大丈夫なの?」と疑問や不安を感じる方は少なくありません。

どうしてマウスピース矯正は通院頻度が少なくても治療を進められるのでしょうか。

ここでは、その理由を次の3つのポイントから解説します。

通院頻度が低くても大丈夫な理由
  • 歯科医師による調整が必要ないため

  • デジタル技術が発展したため

  • オンライン診察を活用できるため

歯科医師による調整が必要ないため

マウスピース矯正は、治療の進捗状況に合わせて患者自身でマウスピースを交換していきます。対してワイヤー矯正は自分でワイヤーの調整はできず、1ヶ月に1回通院して歯科医師による調整が必要です。

このように、マウスピース矯正は患者自身でマウスピースを交換しながら治療を進めていけるため、通院頻度が低くなります

デジタル技術が発展したため

マウスピース矯正が通院頻度を下げても矯正治療が可能になった背景には、デジタル技術の発展が大きく関係しています。

マウスピース矯正に応用されている技術には、下記のようなものがあります。

マウスピース矯正に応用しているデジタル技術
  • 3Dスキャナーによる歯型データの採取

  • 歯型データの3D化

  • 矯正ゴールを可視化したシミュレーション

  • 3Dプリンターによるマウスピース製作技術

デジタル技術の発展によって、「精密なマウスピース製作」「データ分析による綿密な治療計画の立案」が可能になりました。そのような背景から、マウスピース矯正は通院回数を減らしても治療ができるのです。

オンライン診察を活用できるため

マウスピース矯正はワイヤー矯正のように定期的な調整が必要ないため、オンライン診察を活用することで治療を進められます。特に、通院不要のマウスピース矯正で欠かせないのがオンライン診察です。

オンライン診察では患者さん一人ひとりの状態に合わせて、歯科医師がマウスピースの適切な交換タイミングを判断しています。計画通りに歯が動いていないときなどは、歯科医師からマウスピースの交換頻度の見直しや治療に関するアドバイスも行われます。

こうしたオンライン診察の活用によって、通院頻度を極限まで下げて矯正治療ができるようになりました。

マウスピース矯正の Oh my teethでも、サポートチームによる24時間LINEサポートをはじめ、週1回の進捗チェックもオンラインで行っています。(※ご希望の場合は、電話や対面でのご相談も追加料金なしで可能)

通院頻度の低いマウスピース矯正をご希望の方は、ぜひOh my teethの無料診断にお越しください。

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マウスピース矯正の通院では何をするの?

マウスピース矯正の通院頻度はどれくらい?通院が少ないメリット・デメリットを解説

マウスピース矯正の通院では、主に下記の項目を歯科医師がチェックしています。

通院時のチェック事項
  • 矯正治療の進捗状況の確認

  • 口腔トラブルの有無を確認

  • 矯正補助器具の不具合がないか確認

マウスピース矯正は通院頻度が低いため、対面で歯科医師と話せる機会はとても貴重な時間です。ささいなことでも疑問点や不安なことがある場合には、積極的な姿勢で歯科医師に質問して問題解決できるようにしましょう。

矯正治療の進捗状況の確認

通院時の診察では、治療の進捗状況を確認することが一番の目的です。仮に計画通りに歯が動いていない場合はマウスピースの交換頻度の変更や、必要に応じて治療計画の立て直しなどを行います

治療の進捗状況によっては歯科医師の判断で、マウスピースの追加などの対処が必要になることもあります。こうした場合、当初の想定よりも矯正期間が長くなることがある、と覚えておきましょう。

口腔トラブルの有無を確認

虫歯や歯周病などの口腔トラブルが起きていないか確認するのも、通院時の重要なチェックポイントです。

マウスピース矯正中に虫歯や歯周病ができると、進行具合によっては矯正治療の中断を余儀なくされることがあります。トラブルを未然に防ぐためにも、通院時には口腔内のチェックが入念に行われます。

虫歯や歯周病は軽度であれば矯正治療に与える影響を最小限に抑えられるため、早期発見と早期治療が重要です

矯正補助器具の不具合がないか確認

矯正補助器具とは治療効果を高めるために設置する、アタッチメントやアンカースクリューなどのことです。こうした矯正補助器具に不具合が起きたまま矯正治療を続けていても、治療効果を得られないばかりか口腔トラブルの原因になりかねません

マウスピース矯正を治療計画通りに進めていくために、歯科医師は矯正補助器具の不具合を確認し、問題があるときはすぐに対処します。

通院頻度の低いマウスピース矯正を成功させるポイント3つ

マウスピース矯正の通院頻度はどれくらい?通院が少ないメリット・デメリットを解説

マウスピース矯正は通院頻度の低さゆえに、治療に対するモチベーション維持が簡単ではありません。

最後に、マウスピース矯正を成功させるためのポイントを3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

マウスピース矯正を成功させる3つのポイント
  • 自己管理を徹底する

  • 定期検診・オンライン診察は必ず受ける

  • 疑問や不安があるときはクリニックへ連絡する

自己管理を徹底する

マウスピース矯正を成功させるためには、「自己管理の徹底」が一番のカギ。マウスピース矯正で重要とされる自己管理の項目は次の3つです。

  • マウスピースを1日20時間以上装着する

  • 1日合計30分チューイーを噛む

  • マウスピース装着時は飲食しない(水はOK)

これを守れば多くの場合、計画に近いかたちで歯並びが改善していきます。

その半面、マウスピース矯正は個人の自己管理に委ねられる範囲が広く、さらに通院頻度が低いことで治療への意欲が低迷することもあるかもしれません。そんなときは、遠慮せずにクリニックへ相談してアドバイスをもらいましょう。

また、SNS上で歯科矯正を頑張っている仲間の声を聞いて「大変なのは自分だけじゃない」と勇気をもらうのもおすすめです。

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定期検診・オンライン診察は必ず受ける

マウスピース矯正中に異常や問題がなくても、歯科医師の指示通りに定期検診やオンライン検診を受けましょう。なぜなら、マウスピースの適切な交換時期、口腔トラブルの有無は、歯科医師による診断と定期的なチェックが必要だからです

また、自己判断だけで矯正治療を進めると、予期せぬトラブルにつながることも考えられます。マウスピース矯正を成功させるためには、歯科医師の診察をしっかり受けて、計画通りに治療を進めていくことが大切です。

疑問や不安があるときはクリニックへ連絡する

矯正治療中に疑問や不安があるときは、一人で悩まずにクリニックへ連絡しましょう。「こんなことで連絡してもいいのかな?」とクリニックへ連絡するのを遠慮してしまう方も少なくありません。

しかし、マウスピース矯正は患者と歯科医師がお互いに協力し合って、治療ゴールへ進んでいくものです。通院頻度が低いからこそ困ったときには歯科医師に相談し、大きなトラブルに発展する前に早期解決することが大切です

そして、矯正治療中に満足いくサポートを受けるためには、クリニック選びも重要なポイントになります。可能であれば複数のクリニックのカウンセリングを受けて、実際に自分の目で見て信頼できるクリニックを選びましょう

マウスピース矯正は通院頻度の低さも魅力!ライフスタイルに合わせて治療法を選ぼう

マウスピース矯正の通院頻度はどれくらい?通院が少ないメリット・デメリットを解説

マウスピース矯正は「目立たない」「痛みが少ない」などのメリットのほか、通院頻度の低さも魅力の一つです

仕事で忙しいビジネスパーソン、家事や子育てで時間が確保できない主婦・主夫の方などにとって、マウスピース矯正は無理せず歯並び改善を目指せる選択肢になるでしょう。

そして、歯科矯正を成功させるには自分のライフスタイルに合った矯正方法を選んで、無理のない治療計画を立てることが大切です

マウスピース矯正の Oh my teethは、通院の負担を感じることなく歯並びを整えていただけます。無料診断も完全予約制で「待ち時間ゼロ」で受けられますので、お忙しい方もぜひ一度お近くのクリニックをご予約ください。

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