logo
logo
マウスピース矯正
最終更新日:2024年4月20日

インビザライン矯正中にホワイトニングはできる?やり方・費用・注意点を解説

インビザライン矯正中のホワイトニング

インビザライン矯正中にホワイトニングができます。本記事ではインビザラインと併用してできるホワイトニングのやり方や注意点を解説。目安費用も紹介しますので、きれいな歯並びと白さを本気で手に入れたい方はぜひご覧ください。

真由美さんアイコン
歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

「インビザライン矯正しながらホワイトニングをしたい!」

インビザラインで歯並びが整ってくると、歯の色も気になって、ホワイトニングに興味を持つ人も多いでしょう。

できれば矯正しながらホワイトニングを始めたいですよね。

そこで気になるのが「インビザライン矯正中にホワイトニングはできるのか」ということ。結論をいうと、インビザライン矯正中にホワイトニングは可能です。

ただし、痛みや色ムラなど、事前に知っておくべき注意点もあります。

本記事ではインビザライン矯正中にできるホワイトニングのやり方や費用、注意点を解説

ホワイトニングを開始するベストタイミングも紹介しますので、本気できれいな歯並びと白さを手に入れたい方は参考にしてください。

マウスピース矯正Oh my teethでは、歯科医師に直接歯並びのお悩みを相談できます。3D歯型スキャンであなたの現在の歯並びを可視化した上で、改善には抜歯が必要かどうかご案内できます。まずはお気軽に無料診断へお越しください。

月額3,500円から始められるマウスピース矯正
マウスピース矯正 Oh my teeth の無料診断を予約する

インビザライン矯正中でもホワイトニングできる!

インビザライン矯正中でもホワイトニングできる!

インビザライン矯正中にホワイトニングはできます。

取り外しができるマウスピース矯正「インビザライン」は、通常と同じようにホワイトニングが可能です。

しかし、知覚過敏や色ムラが出やすいなど、インビザライン矯正と同時進行するからこそ生じる注意点もあります。

安全に白さを手に入れるためには、注意点を事前に知っておくことが大切です。

インビザライン矯正中のホワイトニングのやり方と費用

ホワイトニングでよくある後悔とは?原因や注意点を解説

ホワイトニングは5種類あり、「歯そのものを白く漂白するもの」と「歯の表面の着色汚れを除去し、本来の色に戻すもの」に分けられます。

インビザラインは取り外しができる矯正なので、全ホワイトニングが対象です。

ここでは、ホワイトニング5種類それぞれの特徴と費用を紹介します。

歯を白くしたいのか、頑固な着色汚れを取りたいのか、まずは自分がしたい「ホワイトニング」を考えてみてくださいね。

インビザライン ホワイトニング CTAボタン

オフィスホワイトニング

クリニックで歯科医師や歯科衛生士が施術するホワイトニングです。

過酸化水素という歯の漂白作用を持つ強い薬剤を使用するため、ホワイトニング効果は早く現れます。

一方で、「知覚過敏が起こりやすい」「後戻りが早い」などのデメリットもあります。

<やり方と費用目安>

オフィスホワイトニングの基本的なやり方は以下の通りです。

オフィスホワイトニングの基本的なやり方
  • 歯の表面を掃除する

  • 目や歯茎を保護する

  • 専用の薬剤を歯に塗る

  • 光を当てる

  • ③と④を2〜3回程度繰り返す

  • ①〜⑤を1セットとし、目指す白さになるまで1〜2週間に1度のペースで続ける

  • 1〜3ヶ月ごとに再ホワイトニングすることで白さが継続する


施術は歯科医師や歯科衛生士が行うため、患者側は1〜1時間半ほど座ったままの状態です。

取り扱いメーカーやクリニックによって費用は異なりますが、オフィスホワイトニングの費用目安は1セット2万〜5万円です。

ホームホワイトニング

自宅で患者さん自身が行うホワイトニングです。

ホームホワイトニングでは、飲み込んでしまっても水に分解されて安心な、過酸化尿素を使って漂白していきます。

効果は穏やかですが、後戻りもゆっくりで、白さが長持ちするメリットがあります。

インビザラインのマウスピースに薬剤を入れて使用できるので、同時進行のホワイトニングとしておすすめしているクリニックも多いです。

ただし、インビザラインのマウスピースには薬剤が入るスペースは設計されていません。

そのため、薬剤の量が多いと「マウスピースからはみ出る」「歯茎について痛む」など、調整が難しいデメリットがあります。

<やり方と費用目安>

ホームホワイトニングの基本的なやり方は以下の通りです。

ホームホワイトニングの基本的なやり方
  • 歯磨きをする

  • マウスピースに薬剤を入れる

  • 2時間程度つけたままにする

  • マウスピースと歯を磨く

  • 目指す白さになるまで毎日続ける


費用目安は上下マウスピース制作の場合、薬材費込みで2万〜4万円です。

インビザラインを使う場合は薬剤費のみ(5,000〜1万円/本)です。

なお、Oh my teeth Whiteningのホームホワイトニングでは、24時間LINEサポートが受けられます。不安があれば、LINEやビデオ通話を活用したオンライン診療でいつでも歯科医師にご相談ください。

また、 歯科矯正プログラムも提供しているOh my teethなら、歯の色と歯並びをまとめて整えられます。まずはお気軽に無料診断へお越しください。LINEで歯並びの写真を撮影して相談することも可能です。

→ Oh my teethの無料カウンセリングの空き日程を見てみる

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するホワイトニングです。

結婚式が近いなど、短期間で白くしたい人におすすめの方法です。

デメリットは費用の高さ、知覚過敏がでやすい、食事制限が厳しいなどが挙げられます。

<やり方と費用目安>

デュアルホワイトニングの基本的なやり方は以下の通りです。

デュアルホワイトニングの基本的なやり方
  • クリニックでオフィスホワイトニングをする

  • 自宅でホームホワイトニングをする

  • 目指す白さになるまで続ける


費用目安はオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを合わせた5万〜8万円程度です。

セルフホワイトニング

サロンやショッピングモールのブースなどで行うホワイトニングです。

歯磨き粉にも配合される成分、ポリリン酸ナトリウムなど、安全な薬剤を使って自分で行います。

タバコのヤニなど頑固な着色汚れを取りたい人や、ホワイトニング後の通常ケアの一つとしておすすめです。

セルフホワイトニングで使用する薬剤は、歯の表面についた着色汚れを浮かせて除去する作用があるため、歯そのものを白くする漂白効果は期待できません。

<やり方と費用目安>

セルフホワイトニングの基本的なやり方は以下の通りです。

セルフホワイトニングの基本的なやり方
  • 歯の表面を掃除する

  • 目や歯茎を保護する

  • 専用の薬剤を歯に塗る

  • 光を当てる

  • ③と④を2〜3回程度繰り返す

  • 納得いく歯になるまで通う


費用目安は1回2,000〜5,000円です。

歯磨き粉など市販のホワイトニング剤

「ホワイトニング」「歯を白くする」などと書かれた歯磨き粉で歯磨きをする方法です。

セルフホワイトニング同様、歯の表面の汚れを落とすのに効果的ですが、漂白作用はありません。

ただし、海外のホワイトニング用歯磨き粉にはオフィスホワイトニングで使う過酸化水素が配合されているものがあります。

これらの歯磨き粉には漂白効果も期待できますが、海外の人と日本人ではエナメル質の厚さが違うため、知覚過敏などのデメリットも大きいので注意が必要です。

インターネットで購入することもできますが、自己責任で使用しましょう。

費用目安は1,500〜3,000円です。

あわせて読みたい

ホワイトニング歯磨き粉は効果ある?市販品のおすすめの選び方を紹介!

インビザライン矯正中にホワイトニングする際の注意点

注意喚起する医師

「矯正中にホワイトニングをする」注意点を紹介します。

先に理解しておくことで、ホワイトニングトラブルを回避できるでしょう。

アタッチメント部分は白くならない

マウスピースの働きをサポートするアタッチメントは歯から取り外すことができません。

そのため、アタッチメントがついている部分は薬剤が浸透しにくく、色の変化は期待できません。

色ムラしやすい

歯並びが悪く、歯が重なっている部分は、ホワイトニング剤が届きにくいため、色ムラが起こりやすくなります。

また、虫歯治療をした詰め物や被せ物も白くなりません。

詰め物や被せ物は、ホワイトニング後の歯の色に合わせて作り直すのがおすすめです。

知覚過敏になりやすい

歯を動かしている矯正中は、歯が敏感になっていて、刺激を受けやすい状態になっています。

特にオフィスホワイトニングは薬剤が強いため、敏感な矯正中の歯には知覚過敏が起きやすいでしょう。

また、薬剤がやさしいホームホワイトニングでも、歯や歯茎が痛むケースがあります。

知覚過敏で辛いときは無理をせず、「痛み止めを飲む」「ホワイトニングを中止して、知覚過敏が落ち着いたら再開する」といった対策をとりながら進めましょう。

インビザライン矯正中のホワイトニングは歯科医師からNGが出ることも

矯正の進み具合や歯の状態などによっては、歯科医師からインビザライン矯正とホワイトニングの同時進行はできないといわれる場合も。

無理をしてホワイトニングをすると、痛みや色ムラが強く出るなど不満の残る結果になる可能性があります。

安全にホワイトニング効果が期待できるタイミングを歯科医師と相談しましょう。

→ Oh my teethの無料カウンセリングで矯正とホワイトニングの相談をする

インビザライン矯正中にホワイトニングするのが不向きな人

NGを出す女性

インビザライン中にホワイトニングはできますが、以下のような人はホワイトニングをするタイミングを矯正とずらした方がいいでしょう。

  • 前歯にアタッチメントがついている人

  • 歯が重なっているところが多い人

  • 痛みに弱い人

  • 食事制限が嫌な人

前歯にアタッチメントがついている人

アタッチメントがついているところはホワイトニングで白くなりません。

そのため、矯正後にアタッチメントを外した際、そこだけ元の歯の色のまま色ムラになっている可能性が高いです。

奥歯の色ムラは見えにくいですが、前歯の色ムラは目立ってしまうでしょう。

前歯にアタッチメントが多い人は、矯正が終了した後のホワイトニングをおすすめします。

歯が重なっているところが多い人

歯が重なっているところが多い人も、薬剤が届かずに色ムラになる可能性が高いです。

特に前歯部分の重なりが強い人は、歯並びが整うにつれて色ムラが気になってくるでしょう。

歯が重なっているところが多い人は、早くても、ある程度歯が並び終わった矯正後半からホワイトニングをすることをおすすめします。

痛みに弱い人

マウスピース矯正は比較的痛みが少ないともいわれていますが、歯が動く時の痛みは避けられません。

痛みに弱い人は、矯正の痛みだけでもストレスを感じることでしょう。

ホワイトニングに知覚過敏はつきものです。

さらにストレスを感じないためにも、矯正終了後のホワイトニングをおすすめします。

食事制限が嫌な人

インビザラインに限らず、矯正中は歯が動くたびに噛み合わせが変わるので、歯応えのあるものが噛めないことがあります。

食べたいものが食べられないのは意外とストレスになるものです。

また、ホワイトニング中は食べ物や飲み物の色素が歯に染み込みやすくなるため、カレーやコーヒーのような色の濃いものは控えなければなりません。

食事制限が重なることが負担になる人は、矯正終了後、噛み合わせが安定してからホワイトニングをするのがおすすめです。

あわせて読みたい

ホワイトニング後の食事制限はいつまで?食べていいものを紹介

インビザライン矯正中にホワイトニングするタイミング

時計

インビザライン矯正中にホワイトニングをするタイミングは、矯正後半、もしくは保定中がおすすめです。

ある程度歯が並んだ矯正後半なら、重なりが取れ、隠れていた歯も出てきているので、色ムラになるリスクが低くなります。

また、2年を目安に続ける保定中にホワイトニングをすれば、保定期間中に十分なホワイトニング効果が期待できます。

もちろん、リスクを理解していれば、矯正中でもホワイトニングは可能です。

結婚式などのイベントに間に合わせたい場合は、一度歯科医師に相談してみましょう。

→ マウスピース矯正とホワイトニングをまとめてやりたい方はこちら

インビザライン矯正とホワイトニングを同時にしたいことを歯科医師に相談しよう

ホワイトニングの仕組みを知って本当に満足できる方法を選ぼう

インビザラインとホワイトニングの同時進行は可能です。

しかし、タイミングによっては色ムラや痛みのリスクがあるため、歯並びが整ってきた矯正後半や保定中にホワイトニングするのがおすすめです。

まずはインビザラインとホワイトニングを同時にやりたいことを伝え、あなたにとってベストなタイミングや方法について、歯科医師と相談しましょう。

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニックの無料診断では、歯科医師に直接、矯正に関する疑問や歯並びの悩みを相談していただけます。

矯正とホワイトニングで迷っている段階でも、まずはお気軽に無料診断へお越しください。

マウスピース矯正 Oh my teeth の無料診断を予約する

※マウスピース矯正 Oh my teethの「通わない」「通院不要」とは、矯正開始後の定期通院不要を示しています。矯正プラン適合診断は歯科医師が直接診察した上で出しますのでご安心ください。矯正開始後も歯並びの状態に応じて前処置を行ったり、歯科医師が必要と判断した場合には直接口腔内の状況を診させていただきます。

矯正についてもっと知る

ドクター所属学会(一部)

矯正歯科治療にともなうリスクについて