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マウスピース矯正
最終更新日:2024年4月22日

インビザラインが痛いと感じる5つの場面!痛み軽減のヒントも解説

インビザライン痛み

本記事では、インビザラインが原因で起こり得る痛みについて解説。痛みの程度や感じやすい場面、対処法について紹介しますので、これからインビザラインを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

「インビザラインの痛みってどのくらい?」
「インビザラインをはじめてみたら、思っていたよりも痛い…」

インビザラインは、ワイヤー矯正と比べて痛みが少ないとされています。しかし、矯正を開始した直後や硬いものを食べたときなど、痛みを感じることはインビザラインでもあります。

できることなら痛みなく矯正治療を進めたいものですよね。

そこで本記事では、インビザラインで痛みが出る理由や、痛いと感じやすい場面などを解説。

痛みをやわらげる方法や予防策についても紹介しますので、インビザラインの痛みに不安を感じている方や悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正の痛みについて心配な方は、マウスピース矯正Oh my teethに相談してみませんか?

矯正相談や検査はクリニックによって費用がかかることが多いですが、マウスピース矯正Oh my teethでは、検査・相談・診断が無料です。

もちろん相談だけでも歓迎しておりますので、お気軽にご予約ください。

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インビザラインの痛みは個人差がある

マウスピース矯正の治療期間は?【写真付き・症例別】

インビザラインはワイヤー矯正と比べると、痛みの少ない矯正方法といわれています。しかし、歯を動かすことに変わりはないため、人によっては痛いと感じることもあります。

ここでは、インビザラインの痛みの程度やSNS等での声も取り上げるので、ぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正よりも比較的痛みは少ない

インビザラインなどのマウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べると痛みが少ない傾向にあります。ワイヤー矯正はマウスピース矯正に比べて、一度に歯を動かす幅が大きいため、痛みを強く感じやすいです。

一方で、インビザラインは定期的にマウスピースを交換し、少しずつ歯を動かします。そのため、歯や周囲の組織への負担を抑えられ、比較的痛みは少ないです。

加えて、ワイヤー矯正でつける器具は、金属製で凹凸が多いため、口内が傷ついて痛みが出ることも。インビザラインで使うマウスピースは、表面がなめらかなので、口内が傷つきにくくなっています。

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痛いのはインビザライン矯正で歯が動いている証拠

インビザラインで痛みがともなうのは、歯が動いているからです。インビザラインは、マウスピースで圧力をかけて歯を徐々に動かすため、ギュッと締め付けられるような圧迫感と同時に痛むことがあります。

特にマウスピース矯正をはじめて間もない頃や、マウスピース交換してすぐの頃は、翌日〜3日間は強い痛みを感じることがあります。

ほとんどの方が初めて経験する痛みを覚えるため、驚いてしまう方もいるかもしれません。ただ、それも矯正が進んでいる証なので、焦らずに最初の3日間は様子を見ましょう。

Oh my teethでは、24時間LINEサポートをご用意しています。痛みに関する不安・質問も受け付けています。

「矯正前の診断を一度も受けたことがない」という方は、ぜひOh my teethの無料カウンセリングをご利用ください。
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インビザラインが痛いという意見

実際に、SNSではインビザラインが痛いという意見も見受けられます。

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SNSの投稿をみてみると、特にマウスピースを交換した最初の2日〜3日に痛みを感じている方が多いようです。

マウスピースを交換した直後は、特に歯が大きく動く期間であり、痛みを感じやすくなります。痛みがひどいときは担当歯科医師に相談の上、痛み止めなどの服用も検討しましょう。

「インビザラインが痛い」と感じやすい5つの場面

インビザラインは痛い?5つの原因と痛いときの対処法まで解説

インビザラインが痛いと感じる場面として、以下の5つが考えられます。

インビザラインが痛いと感じやすい場面
  • 新しいマウスピースを入れたとき

  • 硬いものを噛んだとき

  • マウスピースを着脱するとき

  • ゴムかけをはじめたとき

  • マウスピースの縁が口内を傷つけているとき

新しいマウスピースを入れたとき

マウスピースを交換した直後は、歯を動かしはじめる段階なので、痛みが出ることがあります。これは歯を動かそうと、新たなマウスピースが圧力を加えているためです。

すでにお伝えしたように、痛みのピークはマウスピースを変えてから1〜2日といわれています。徐々に歯が移動し、マウスピースもなじむため、3~7日ほどで痛みは引いていくでしょう。

硬いものを噛んだとき

矯正中の歯は、圧力がかかり続けているので刺激に敏感な状態です。装着中はマウスピースが衝撃を緩和してくれますが、食事中はマウスピースを外すので痛いと感じることがあるかもしれません。

特に歯ごたえのあるお肉やせんべいなど、硬いものや噛みごたえがあるものは強く噛み砕く必要があり、何度も上下の歯がぶつかって痛いと感じることがあります。

マウスピースを着脱するとき

アタッチメントを装着している方は、マウスピースを一気に外そうとすると、アタッチメントが引っかかりやすく、痛みが出やすいです。

アタッチメントとは、矯正を効率的に進めるために歯に取り付ける白い突起物のこと。

アタッチメントが痛みの原因の場合、痛いのは着脱する瞬間が多いでしょう。奥歯の内側から片方ずつ外して、最後に前歯を外すようにしてくださいね。

ゴムかけをはじめたとき

マウスピースの装着だけでなく、ゴムかけもはじまると痛みが出やすくなります。

ゴムかけは上下の歯に歯科用の小さなゴムをかけて、引っ張る力を強める処置です。歯にかかる負担が大きくなり、そのぶん強い痛みを感じることがあります。

ただし、ゴムかけの痛みも、新しいマウスピースをつけたときと同じように2〜3日間が痛みのピークです。歯が順調に動いていけば、徐々に痛みは落ち着くでしょう。

マウスピースのふちが口内を傷つけているとき

マウスピースに研磨不足や尖った部分があると、口の粘膜が傷ついて痛むことがあります。傷口から口内炎に発展すると痛みが長引くので、早めの対処を心がけてください。

口の中をチェックして、頬の内側や歯茎に傷や出血がある場合は、マウスピースの研磨不足を疑いましょう。尖った部分は爪きりのやすりなどで削れます。

ただ、自身の判断で行うと、マウスピースの形状が変わってしまうことも。近くの歯科クリニックや、担当の歯科医師に調整してもらうことをおすすめします。

研磨処置を行ったとき

歯を並べるスペースが不足している場合、歯の両側面を削る「研磨処置」を行うことがあります。

歯茎の近くまで削ることが多いため、処置後は一時的に痛みや違和感を覚えることがあります。

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痛みがあるからといって途中でやめてしまうのはNG!

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インビザラインは、痛みを理由に途中でやめてしまうのはおすすめできません。

特に治療をはじめた直後に感じる痛みは、「やめたい」「後悔した」と感じてしまうことも多いです。しかし、途中で治療をやめると歯並びがもとに戻ったり、噛み合わせが悪化したりする可能性があります。

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正が継続できるか不安な方は、お試しプランがあるブランドを検討するのもよいでしょう。

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インビザラインが痛いときの対処法

インビザラインのゴムかけのやり方とコツ

インビザラインが痛いときの対処法は、以下の4つです。

インビザラインが痛いときの対処法
  • 歯科クリニックに相談する

  • 1つ前のマウスピースをつける

  • やわらかいものを食べる

  • 痛み止めを服用する


歯科クリニックに相談する

強い痛みが続くときは、無理せず歯科クリニックに相談しましょう。痛みの原因によって以下の処置を受けられます。

  • マウスピースを調整する

  • 虫歯や歯周病の治療を優先する

  • 痛み止めの処方

矯正開始後の痛みは3日ほどたつと、徐々に引いていきます。

ただし「眠れないほど痛い」「死にそうなほど痛い」場合はマウスピースや歯に何らかのトラブルが発生している可能性があるため、我慢せず歯科クリニックに相談しましょう。

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1つ前のマウスピースをつける

マウスピースの交換後に痛みが出る場合は、歯が十分に動いていない可能性があります。

1つ前のマウスピースをつけて、歯を正しく動かすと痛みが軽減するケースがあります。

ただし一度マウスピースを戻すため、治療期間が延びてしまうケースがほとんどです。矯正のスケジュールにも影響があるため、歯科クリニックに事前に相談してから、マウスピースを戻してください。

やわらかいものを食べる

噛みごたえは、歯の根元にある歯根膜で感じています。矯正中は歯根膜に刺激が与えられている状態になるため、噛む衝撃を抑えると痛みをともなうことがあります。

噛むときに痛みがある場合は、指でつぶせる程度のやわらかいものを食べて歯への負担を軽減しましょう。

  • おかゆ・リゾット

  • ヨーグルト・ゼリー

  • 煮込みうどん

  • 豆腐

なお、歯ごたえがあるものを食べたいときは、小さくカットすると歯への刺激を減らせます。

痛み止めを服用する

我慢できない痛みがある場合は、痛み止めの服用を検討しましょう。

痛みで日常生活に支障をきたすと、精神的な負担も大きくなり、矯正を続けにくくなります。薬を上手に活用して、痛みと付き合うことも大切です。

ただし、痛み止めの種類に注意しましょう。胃腸に負担がかかるだけでなく、歯の動きを抑制してしまうものもあります。

痛み止めを飲む際は、担当の歯科医師に相談することをおすすめします。 また、用法用量は守り、あくまで一時的な手段として利用してくださいね。

インビザラインでの痛みを軽減するためのヒント

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できることなら、痛みを少なくしながら矯正を進めたいですよね。ここでは、インビザラインでの痛みを軽減する方法を紹介します。

痛みがなくなるわけではありませんが、痛みをできるだけ避ける上でも、ぜひ参考にしてください。

矯正のスケジュールを守る

ワイヤー矯正と異なり、インビザラインに使うマウスピースは簡単に外せてしまいます。

マウスピースの装着時間が足りないと、想定どおりに歯が動かず、マウスピースを交換したときに強い痛みが出ることも。必ず決められた矯正スケジュールを守りましょう。

マウスピースは、基本的に1日20時間以上つけなくてはなりません。外すタイミングは、食事や歯磨きのときだけです。

特に間食が多い人は、食べるたびにマウスピースを外してしまい、装着時間が短くなる傾向があります。矯正中は、なるべく間食を控えるようにしてくださいね。

矯正用ワックスを使用する

インビザラインではゴムを掛けるために、歯に「ボタン」と呼ぶ装置をつけることがあります。このボタンが粘膜にあたってこすれると、口内に傷がついて痛みの原因となることも。

このような場合は、矯正用ワックスでボタンを保護し、接触を防ぐことで痛みを軽減できます。

丁寧に歯磨きする

矯正中の痛みを防ぐために、丁寧に歯磨きするのもポイントです。

歯とマウスピースの間には、汚れが溜まりやすくなっています。歯磨きを怠ると虫歯や歯周病になり、痛みが出ることも考えられます。

また、歯石が溜まってしまうと痛みをともないやすくなるほかに、歯の動きが妨げられる可能性もあるので、汚れは溜めないように注意しましょう。

歯磨きのコツは、ブラッシングだけでなく、デンタルフロスやマウスウォッシュを併用することです。

ブラッシングだけでは届かない、歯間や細かな部分にアプローチできるため、口内をより清潔に保てます。

歯の健康を維持して、スムーズに矯正を進めてくださいね。

マウスピースを清潔にする

マウスピースは、複雑な凹凸があるため、汚れが溜まりやすくなっています。不衛生なマウスピースをつけると、虫歯や歯周病のリスクが高まり痛みの原因となります。

マウスピースの洗浄は、基本的に水で洗い流しながら、指で汚れを落とせばOK。やわらかい歯ブラシで、軽くこするのもおすすめです。1日に1回は、マウスピース用の洗浄剤で除菌を行い、きれいな状態を保ちましょう。

インビザラインが痛くて眠れないときは歯科クリニックに相談しよう

インビザラインは痛い?5つの原因と痛いときの対処法まで解説

インビザラインの痛みの原因は、歯が動いていることによる場合がほとんどです。食事を工夫したり、痛み止めを適度に服用したりして、痛みと上手く向き合いましょう。

ただし、つらいときは無理せず歯科クリニックに相談してくださいね。痛みの原因が明確になり、適切な処置につなげられます。

マウスピース矯正Oh my teethでは、24時間365日LINEで相談を受け付けているので、痛みがひどいときもお気軽にご相談いただけます。

「痛みが心配で矯正する勇気がでない」という方は、ぜひOh my teeth導入クリニックへご相談ください。

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