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マウスピース矯正
最終更新日:2024年2月16日

マウスピース矯正は保険適用される?値段を抑える4つの方法

マウスピース矯正は保険適用される?値段を抑える4つの方法

「マウスピース矯正は保険適用される?」このような疑問を持っている方もいるでしょう。マウスピース矯正は保険適用外です。しかし、ほかの矯正治療であれば特定の条件を満たすと保険適用になる可能性があります。本記事では、保険適用になる条件やマウスピース矯正の値段を安くする方法を紹介します。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

「マウスピース矯正は保険が適用されないの?」と疑問を抱く方も多いでしょう。結論として、マウスピース矯正は保険適用外であり、全額自己負担となります。

でも「一体どうしてマウスピース矯正が保険適用外なのか」「費用を抑える方法は本当にないのか」など気になりませんか?

そこで本記事では、マウスピース矯正が保険適用外になる理由や目安費用を紹介。最後にはマウスピース矯正を安くする方法や保険が適用となる他の矯正方法についても紹介しますので、費用面で心配な方は必見です。

マウスピース矯正は保険適用外

マウスピース矯正は保険適用外

健康保険は、保険証を提示すれば治療費が1~3割の自己負担で済む制度です。治療内容に応じて治療費が決められており、どこのクリニックに受診しても治療費は同じです。

保険を適用するためには条件があり、病気や怪我の治療が対象になります。そのため、見た目の改善を目的とするマウスピース矯正は、基本的に保険適用外です。

ただし、マウスピース矯正以外のワイヤー矯正などについては、先天性疾患や顎変形症などで噛み合わせに問題が生じている場合に、矯正治療も保険適用になることがあります。

歯科矯正が保険適用になる条件

歯科矯正が保険適用になる条件

矯正治療は基本的に自由診療のため、患者さんが治療費の全額を負担することになります。しかし、次の基準を満たしており、厚生労働省の認可を受けた医療機関に受診すると保険適用になる可能性があります。

※保険適用で歯科矯正を行う場合は、治療方法や使用する装置に制限があります。マウスピース矯正は保険適用の範囲外であり、ワイヤー矯正などが採用されます

先天性疾患があり噛み合わせに問題がある

厚生労働省が定めた61の先天性の病気が原因で噛み合わせに問題がある場合は、保険適用になります。以下は先天性疾患の一例です。

唇顎口蓋裂

ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)

鎖骨頭蓋骨異形成

トリーチャ・コリンズ症候群

ピエール・ロバン症候群

ダウン症候群 など

出典元: 公益社団法人 日本矯正歯科学会

永久歯が生えておらず噛み合わせに問題がある

永久歯が正常に生えてこないと噛み合わせに問題を引き起こすことがあります。前歯の永久歯が3本以上歯ぐきに埋まって生えてこず、噛み合わせに問題がある場合は保険適用になります。

ただし、「埋伏歯開窓術(まいふくしかいそうじゅつ)」という歯を引っ張り出す手術が必要と判断された場合のみ適用です。

顎変形症により噛み合わせに問題がある

顎変形症とは、上下のあごの骨の成長異常により、形や大きさのバランスが乱れ、噛み合わせや発音に異常が生じる状態のことです。

顎変形症が原因で噛み合わせに問題が生じ、手術が必要と判断された場合は保険適用になります。

以下の記事では、保険適用のケースについて詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

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マウスピース矯正の目安費用

マウスピース矯正の目安費用

保険が適用されないマウスピース矯正の目安費用は以下の通りです。

全体矯正

60万〜100万円

部分矯正

10万〜40万円

全体矯正60万〜100万円

全体矯正は、奥歯を含むすべての歯を動かす矯正方法です。噛み合わせの改善も可能で、出っ歯や受け口といったさまざまな症例に適応します。

目安費用は60万~100万円程度とされていますが、使用するブランドやマウスピースの枚数によって異なります。

部分矯正10万〜40万円

部分矯正は、前から3~5番目までの歯を対象にした矯正方法です。矯正後の後戻りや軽度の症例に対応します。

目安費用は10万~40万程度と、全体矯正に比べて費用を抑えられます。しかし、部分矯正を希望すれば行えるものではありません。適応になるかどうかは、精密検査と診断によって判断されます。

そのほかにかかる費用

上述した目安費用は装置代です。矯正治療では装置代のほかにもカウンセリングや診査・診察、調整の際に別途で費用がかかることがあります。以下は追加費用の目安です。

初回カウンセリング

無料~5,000円程度

精密検査・診察

10,000~65,000円程度

虫歯や歯周病の治療

1回につき1,500~10,000円程度

抜歯

1本あたり5000〜15,000円程度

IPR(研磨処置)

3,000〜5,000円程度

調整料

1回につき3,000~10,000円程度

矯正計画の立て直し(リファインメント)

20,000円程度/回

保定装置料

10,000~60,000円程度

観察料

1回につき3,000~5,000円程度

クリニックによっては、初回に提示された金額以外に調整料などがかからない「トータルフィー制度(総額制)」を採用しているところもあります。治療期間が長くなるような症例の場合、経済的に有利になる可能性があります。

カウンセリング時にどのような料金体系を採用しているのか、確認してくださいね。

マウスピース矯正 Oh my teethでは、Basicプラン(33万円)とProプラン(66万円)の2種類のみ。前歯の歯並びなら33万円でマウスピース矯正を始められます。矯正期間・マウスピースの枚数にかかわらず料金は一律です。あなたの歯並びがどのプランに対応するのか、まずは無料相談へお越しください。

納得して選んでほしいから診断まで費用はいただきません

保険適用外のマウスピース矯正の値段を安くする方法4つ

保険適用外のマウスピース矯正の値段を安くする方法4つ

マウスピース矯正は治療費の負担が大きくなるため、できれば安く済ませたいと考える方もいるでしょう。経済状況に応じて支払い方法を選べると無理なく治療に臨めます。

ここでは、費用を抑える方法を4つ紹介します。

医療費控除

年間10万円以上の医療費を支払った際、確定申告することで所得税を軽減できる制度です。

直接治療費が抑えられるわけではありませんが、還付金によって負担が軽減される可能性があります。マウスピース矯正を受けた際は、利用したい制度です。

分割払いやデンタルローン

クリニックによっては分割払いやデンタルローンに対応しているところもあります。毎月数万円程度の支払いに抑えることで、負担を分散させるのも一つの手段です。

ただし、利用する際は金利や返済条件など確認し、経済状況に合った方法を選択しましょう。

部分矯正の選択

全体矯正の場合、使用するマウスピースの枚数が増えて費用が高くなるため、コストを抑えられる部分矯正も視野に入れましょう。

ただし、症例によっては全体矯正が適切な場合もあります。無理に部分矯正を選択すると納得のいく仕上がりにならない可能性があるため、部分矯正を検討している場合はドクターと十分に相談し、最適な治療方法を選択しましょう。

モニター制度の利用

モニター制度とは、症例写真のホームページ掲載や、アンケートの回答といった協力を行うことで治療費の割引が受けられる制度です。

割引の条件はクリニックによって異なるため、利用する前はプライバシーの保護や規約、割引の範囲など十分に理解しておきましょう。

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事前に費用を把握しておくことが大切

マウスピース矯正は保険適用外になるため、治療をはじめる前に総額を把握することが大切です。それに応じて資金を準備しておくと安心して治療に臨めます。

もし、治療費を抑えたい場合は、医療費控除の利用や分割払いに対応しているクリニックを選ぶのも一つの方法です。

治療に対して経済的な不安がある方は、複数のクリニックでカウンセリングを受けて治療計画や費用を比較検討しましょう。

マウスピース矯正 Oh my teethは、Basicプラン(33万円)とProプラン(66万円)の2種類のみ。矯正期間・マウスピースの枚数にかかわらず料金は一律です。以下のボタンから簡単1分の予約で歯科医師によるカウンセリングと診断が無料で受けられます。無理な勧誘はいたしませんので、お気軽にご相談にお越しください。

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※マウスピースを破損、紛失の場合は別途料金が発生します。
※Basicプランは上下前歯の部分矯正

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