通院不要のマウスピース矯正って大丈夫?通わない矯正6社比較と選ぶ際のポイント
「通院不要のマウスピース矯正って大丈夫?」
「歯医者に通わずに矯正するって危険じゃない?」
一般的に1〜3ヶ月に1回は通院が必要な歯科矯正治療。ところが通院不要のマウスピース矯正なら定期的に歯医者に通うことなく、歯並びを整えられます。
「自宅で気軽にできる矯正」として注目を集めていますが、本当に通院なしで歯並びは改善できるのでしょうか。
本記事では代表的な通院不要マウスピース矯正ブランドのサービス概要や、「通院不要でもちゃんと治るのか?」という点なども解説していきます。
「通院不要の歯科矯正が気になるけど、ちょっと怖い」という方は、この記事を読んで不安を解消してくださいね。
目次
- マウスピース矯正のOh my teethからこのブログを見ている方へ特別なご案内
- 通院不要のマウスピース矯正の特徴
- ①初回検査以降は原則通院不要
- ②オンラインで矯正進捗をチェック
- ③セルフマウスピース矯正との違い
- 通院不要のマウスピース矯正ブランド6選
- Oh my teeth(オーマイティース)+font-size:0.7rem+【PR】++
- hanaravi(ハナラビ)
- Zenyum(ゼニュム)
- hanalove(はならぶ)
- EMININAL(エミニナル)
- GlorySmile(グローリースマイル)
- 通院不要のマウスピース矯正ブランドの比較ポイント
- 値段(費用)
- 矯正プランの内容(プラン制か回数制か)
- 対応症例(対応できる歯並びの乱れの度合い)
- サポート体制
- 「通わずにちゃんと治したい」ならまずは比較検討が重要
- 通院不要のマウスピース矯正の注意点
- 歯並びの状態・矯正進捗によっては通院が必要
- 対応できない歯並びもある
- 自己管理が必要
- 虫歯になっていないか注意
- 通院不要でもサポート体制が整っているマウスピース矯正を選ぼう
- マウスピース矯正のOh my teethからこのブログを見ている方へ特別なご案内
本記事で記載しているサービス内容は、記事更新時点の各社公開情報に基づいたものです。詳しい情報が開示されていないものは掲載しておりません。最新の情報は必ず各社ホームページをご確認ください。本記事はOh my teethが各社の公開情報を元に独自の観点でまとめたもので、網羅性・正確性を完全に担保するものではありません。本記事の掲載情報に問題がある場合、お手数ですが 「[email protected]」までご連絡ください。
※上記の「通わない矯正」の特徴は、マウスピース矯正Oh my teethの例です。今回紹介する各社の通院回数や矯正中のサポート内容などは、公式サイトをご確認ください。
通院不要の歯科矯正とは、定期的にクリニックへ通院する必要がない歯科矯正のことです。オンラインサービスを活用して、矯正完了までほぼ通院不要でマウスピース矯正を行います。
そもそもマウスピース矯正は、薄く透明に作られたマウスピース型の矯正装置を装着して歯並びを矯正する方法。
少しずつ理想の歯並びに近づくように作られたマウスピースを順番につけていくことで、徐々に歯を動かしていきます。
マウスピース矯正では、自分でマウスピースの着脱を簡単にすることができます。そのためトラブルがなければ、自分で次のマウスピースに交換して矯正を進めることも可能です。
ワイヤー矯正と比較すると装着していてもあまり目立たないため、マウスピース矯正を選ぶ人も増えています。
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【基本】マウスピース矯正をしたいと思ったら最初によむページ
①初回検査以降は原則通院不要
国内のマウスピース矯正ブランドの場合、全く通院不要というわけではないのが一般的です。
最初の歯型採取や診断のためには通院が必要で、それ以降の定期的な通院は不要となっているケースがほとんど。つまり全くに診てもわらずに歯科矯正をスタートするわけではありません。
矯正開始後は定期的な通院が不要なため、通院の時間をなかなか取れない忙しいビジネスマンや、子どもが幼く一緒に通院するのが難しいママなども利用しやすいサービスと言えるでしょう。
②オンラインで矯正進捗をチェック
定期的な通院不要のマウスピース矯正ブランドの多くは、遠隔で矯正進捗を確認できるような仕組みを構築しています。
前述したように、マウスピース矯正はトラブルがなければ自分で次のマウスピースに交換して矯正を進めることが可能ですが、歯科医師が矯正の進捗を確認するには定期的な通院が必要でした。
しかし、定期的な通院不要なマウスピース矯正ブランドの場合、この進捗チェックをオンラインサービスを活用して行っています。
たとえば Oh my teeth(公式サイト)の場合は、ユーザーさんから週に1度マウスピースを装着した状態の歯の写真をLINEで送信してもらい、専門の医療チームがレビューして矯正を進めます。
③セルフマウスピース矯正との違い
「通院不要のマウスピース矯正」に対しては
一度も歯医者で診察を受けずに矯正をするなんて危険だ
自己判断でマウスピースを交換しながら歯を動かすのはリスクが高い
という声が見受けられますが、国内で提供されている通院不要マウスピース矯正サービスは、上記に当てはまらないものがほとんどです。
まず、マウスピース矯正に適合する方は限られるため、歯科医師が診断を出すために必ず1度は導入クリニックに出向かなければなりません。
また前述の通り、矯正が始まったらマウスピース装着写真を確認し、次のマウスピースに進めてよいかをユーザーに連絡するなど、自己判断で次のマウスピースを装着するような仕組みにはなっていないサービスが一般的です。
危険視されているのは、歯科医師の診断を受けずにマウスピース矯正を開始できたり、矯正中も自己判断でマウスピースを交換できたりするもの。
たとえば市販の歯ぎしり・いびき防止用のマウスピース(ナイトガード)を矯正用と勘違いして購入してしまう方もいるので、注意しましょう。
定期的な通院不要のマウスピース矯正ブランドの基本情報と特徴を紹介します。
Oh my teeth(オーマイティース)【PR】
Oh my teeth(公式サイト)は最短2ヶ月・月々3,500円からできるリモート矯正です。
上下前歯の部分矯正プランなら矯正期間に関わらず33万円(税込)。
万が一再矯正になった場合も、追加費用はかかりません(既定の時間通りマウスピースを着用していた場合に限る)。
マウスピース矯正開始に必要な3D歯型スキャン、口腔内健診、レントゲン撮影は無料。
「マウスピース矯正が適応するかどうか」を調べるだけなら、費用がかかりません。
初回精密検査は30分ほどで終わるので、お仕事や買い物の合間に利用できて便利です。
※最短2ヶ月:※2020/1~2023/7 Basicプランの実績値(保定期間除く)。月々3,500円:※上下前歯の部分矯正プランを120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額。総額420,019円(税込)。※再矯正は1回までが料金に含まれます。マウスピース装着時間が短いこと(1日20時間以下)が原因で追加マウスピースが必要になった場合、再契約が必要な場合があります。
Oh my teethは怪しい?通わないマウスピース矯正のメリット・デメリットを徹底解説
hanaravi(ハナラビ)
画像出典元:https://www.hanaravi.jp/
hanaraviは、3つの矯正プランで軽度〜重度の歯並びの乱れに対応しています。マウスピース矯正のほか、ワイヤー矯正を組み合わせたハイブリットプランも。
そのため、マウスピース矯正のみのブランドに比べて適応範囲が広く、多くの歯並びに対応できるでしょう。
歯型採取の前にクリニックで無料相談でき、矯正中はメディカルチームによって、LINEを介したサポートを受けられます。
Zenyum(ゼニュム)
シンガポール発のマウスピース矯正ブランドのZenyum。部分矯正のみに対応したマウスピース矯正です。
歯型採取の前に歯の写真を送って簡易チェックを受けられます。歯型採取は既存の提携クリニックで行います。
診断やシミュレーションに必要な初期検査は約2万円(提携クリニックによって異なる)。矯正中は、専用アプリで治療モニタリングとガイダンスを提供しています。
hanalove(はならぶ)
画像出典元:https://hanalove.jp/
hanaloveの矯正プランは3つあり、前歯に特化した矯正から根本的な歯並び改善まで対応しています。マウスピースの装着感を試せるプランがあるため、マウスピース矯正がどんなものなのか試してみたい方におすすめでしょう。
LINEでアンケートに答えhanaloveで矯正できるか無料チェックをし、その後提携歯科クリニックで診察を受けます。初回診察費用の目安は3,500円〜で、提携クリニックによって異なります。
矯正治療中はLINEを介したサポートを受けられます。
EMININAL(エミニナル)
画像出典元:https://emininal.excite.co.jp/
エキサイト株式会社が提供している、軽度〜中度の歯並びの乱れに対応したマウスピース矯正です。料金プランは、定期購入プランと一括購入プランの2つがあります。
LINEから初回診断の申し込みを行い、提携クリニックで歯型採取等を行います。その後オンライン診断を受け、治療を進めます。初回診断費用は無料です。
矯正中はLINEを介したサポートを受けられます。
GlorySmile(グローリースマイル)
画像出典元:https://glorysmile-jp.com/
一度も歯医者に行かずに、自宅で完結するマウスピース矯正です。対応可能な歯並びは軽度〜中度、および矯正後の後戻りを止めたい場合です。
無料カウンセリングで矯正が可能と診断されると、見積もりが届きます。
自宅に歯型キットが届き(7,500円)、歯型を採取。返送すると、完成イメージ動画が作られます。
それをもとにマウスピースが制作され、矯正キットが自宅に届きます。
料金はマウスピースの枚数によって変動し、98,000〜218,000円。矯 正中はメールやLINEでサポートが受けられます。
日本未上陸ではありますが、マウスピース矯正SmileDirectClubも通院不要のブランドです。以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
ここでは前に紹介した通院不要のマウスピース矯正ブランド6つから、大切なポイント4つを紹介しています。
値段(費用)
各ブランドのプランによって値段の目安が異なります。
Oh my teeth:33万円・66万円/月々3,500円〜
hanaravi:33万円・49.5万円・66万円/月々4,700円〜
Zenyum:32.45万円・57.5万円・66万円/月々7,300円〜
hanalove:21.78万円〜・34.8万円〜・77万円〜/月々9,075円〜
EMININAL:33万円・66万円/月々2,750円〜
GlorySmile:98,000円~218,000円
※分割支払い料金の詳細は各社公式サイトをご覧ください。Oh my teethの月々3,500円は上下前歯の部分矯正プランを120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額で、総額420,019円(税込)です。
最も安くはじめられるのは、GlorySmileです。hanaloveは各クリニックによって費用が異なります。
矯正プランの内容(プラン制か回数制か)
プラン制のメリットは、プランで対応可能な範囲内であれば、マウスピースの追加や治療計画の再設計などができます。どのプランが適応になるかは、歯科医師による診断が必要です。
回数制のメリットは1回の治療からはじめられることです。
Oh my teeth:プラン制
hanaravi:プラン制
Zenyum:プラン制
hanalove:プラン制
EMININAL:プラン制
GlorySmile:プラン制
プラン制・回数制それぞれのメリット・デメリットに関しては、下記の記事で解説しているのであわせて参考にしてくださいね。
対応症例(対応できる歯並びの乱れの度合い)
対応できる歯並びの乱れが中度までの場合、抜歯せずに矯正を進められるケースが多いです。
Oh my teeth:軽度〜中度
hanaravi:軽度〜重度
Zenyum:軽度〜中度
hanalove:軽度〜重度
EMININAL:軽度〜重度
GlorySmile:軽度~中度、後戻りを止めたい場合
サポート体制
マウスピース矯正は自分で取り外せるぶん、自己管理が非常に重要な治療方法です。
通院不要なマウスピース矯正では、遠隔サポートが充実しているものが一般的ですが、事前にその内容を十分にチェックしておくことが重要です。
ブランド名 | サポート体制 |
---|---|
24時間LINEサポート | |
hanaravi | メディカルチームによる365日サポート |
Zenyum | 専用アプリで治療モニタリングとガイダンス提供 |
hanalove | LINEを介したサポート |
EMININAL | 公式LINEの「相談室」で相談可能 |
GlorySmile | LINE・メールによるサポート |
「通わずにちゃんと治したい」ならまずは比較検討が重要
通院不要のマウスピース矯正選びで失敗しないためには、最低でも2つ以上のブランドを比較検討することがとても大切です。
複数のクリニックで実際に検査・診断・見積もりを出してもらった上で比較検討できるため納得感を高められますし、実際のクリニックの雰囲気や、サポート体制も確認できますよ。
ただしマウスピース矯正診断には検査・診断料がかかるため、複数を比較検討する際はこれらの費用分も予算として考えておいてくださいね。
マウスピース矯正 Oh my teeth導入クリニックは初回の検査・診断料が0円なので、比較検討の1軒目として選ばれています。
無理に契約をすすめることはありませんので、ご興味のある方はお近くの導入クリニックをチェックしてみてくださいね。
通院不要な歯科矯正を選ぶ場合、どんなことに気を付ける必要があるのでしょうか。
歯並びの状態・矯正進捗によっては通院が必要
歯科矯正ブランドの「通院不要」とは、あくまで「クリニックへの定期的な通院が不要」の意です。歯並びの状態や矯正の進捗によっては、通院が必要になる場合があることを知っておきましょう。
たとえば初期検査の結果、歯並びの状態によっては、歯の移動スペースを確保するために歯の表面を削る処置(IPR)が必要になることも。この場合、処置を受けるためには通院が必要です。
また、矯正進捗によっては再度歯型を取る必要が出てくる可能性もあります。どんなに綿密に立てられた矯正計画でも、実際の歯の動きには個人差があり、場合によっては計画からズレが生じることがあるからです。
その結果矯正計画の立て直しが必要になると、再度歯型を取り直さなけ ればなりません。歯型を再度採取する場合、基本的に通院にて対応しているブランドが多いです。
対応できない歯並びもある
本記事で紹介したブランドは、いずれもマウスピース矯正ブランドです。
そもそもマウスピース矯正では対応が難しい歯並びがあります。また前述したようにマウスピース矯正ブランドによっても、対応できる範囲が異なります。
まずは自分がマウスピース矯正可能なのかを知る必要がありますので、歯科医師に相談してみることをおすすめします。
もちろん、検査の結果対応できないと診断されるケー スもあります。ただし「ほかのブランドでは対応可能だった」というケースもあるので、可能であれば複数のクリニックに相談に行ってみましょう。
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【マウスピース矯正できない例6つ】あなたは当てはまる?【歯科医師監修】
自己管理が必要
通院不要な歯科矯正サービスは、通院の手間がないのはメリットですが、自己管理の時間が長いのはデメリット。
マウスピース矯正は1日20時間以上装着しないと、計画通りに歯が動きません。
万が一モチベーションが続かず、装着をサボってしまったり、途中でやめてしまったりした場合、高い費用を払ったのにも関わらず満足のいく歯並びになれないため、「歯科矯正をやらなきゃよかった」なんてことになりかねません。
歯科矯正できれいになった歯並びを想像しながらモチベーションを保ち、しっかり自己管理をしていきましょう。
虫歯になっていないか注意
今回紹介したサービスの中には、一度も歯医者に行かず、自宅で完結できるサービスもありました。事前に虫歯がないかどうかを確認する項目はありますが、歯科医師による口腔内診査やレントゲン撮影などは行わないため、自覚症状がない場合、進行している虫歯があるまま矯正をスタートしてしまうリスクがあります。
マウスピース矯正中に虫歯治療が必要になると、歯型が変わってしまう可能性があります。歯型が変わると、マウスピースが合わなくなるため、作り直さなければなりません。その場合、再度制作費用がかかることも。虫歯の不安がある場合は、事前にかかりつけの歯科医院でチェックしてもらうことをおすすめします。
通院不要の歯科矯正では、定期的な通院が不要なぶん自己管理が大切です。計画通りに歯並びを整えていくには、1日20時間以上マウスピースを装着しなければなりません。
そのため、定期的な通院不要の歯科矯正を選 ぶ際は、矯正費用や期間だけでなく、矯正中のサポート体制にも注目してみてくださいね。
なお、Oh my teethでは通院不要でもマウスピース矯正を完走できる仕組みを構築しています。
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